ふくだぶろーぐ

福田知弘の公式ブログです。

2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

砂の器の舞台。

奥出雲地方亀嵩(かめだけ)。山陰線宍道駅にて木次線乗換えで2時間足らず。松本清張「砂の器」の舞台。 テレビを見ない方ですが、昨年放映されたドラマは全て見た。 ストーリが面白い上、中学生の頃映画版を見たことがあり印象深かったこと、 舞台が蒲田(…

松江でお酒と言えば。

國暉酒造。今も出雲杜氏による本格的手造りでの酒造りを行う。お店では試飲をさせていただくことが可能で、本当においしいかった。お店の方もすごく気さく。 オフィシャルサイトによると、全国新酒鑑評会 昭和60年,平成1,3,4,5,8,9,11,12,13,16年 金賞受賞蔵…

塩見縄手。

塩見縄手城下町では、縄のようにひとすじに長くのびた道路のことを縄手と呼ぶ。寛永15年(1638)松江に入府した藩祖松平直政の町奉行塩見小兵衛がここに居を構え、異例の栄進をした家柄であったので、それをたたえてここを塩見縄手と呼ぶようになった。 松江…

松江城。

■入り口に立ったところ。伸びやかな外観であるが、開口部は殆どない。松江城。 慶長12(1607)年から5年の歳月を費やし堀尾吉晴によって築かれた。寛永15(1638)年からは松平氏が城主となり、一度も戦乱に巻き込まれること無く明治維新を迎えた。山陰地方で…

冬はコタツに入ってお堀めぐり。

堀川遊覧。松江城のお堀を約1時間かけてめぐる。松江城の水質浄化により1997年に実現。今は40隻で年間34万人の観光客を集めている。冬はコタツに入りながら。東京の企業を辞め、故郷松江に戻って船頭を始めた方もいるらしい。 ■船は定員約10人。屋根がついて…

湖や周辺環境と一体化した美術館。

島根県立美術館。1999年完成。 設計は、愛知万博の総合プロデューサを務め、グローバルループを設計した菊竹清訓建築設計事務所(他の作品として、米子市東光園(1964)、エキスポタワー(1970)、東京都江戸東京博物館(1993)など)。周囲の環境に溶け込むように…

日本で6番目に大きい湖。

宍道湖。宍道湖は、日本では6番目に大きな湖(琵琶湖、霞ヶ浦、サロマ湖、猪苗代湖、そしてお隣の中海。昔は秋田の八郎潟が2番目でしたが、干拓により面積減・順位変動)。ただし、水深は最大でも6mしかない。淡水と海水が入り交じる「汽水湖」として知られ…

ボケ封じの神様が見守る商店街。

松江市にある天神町商店街。商店街は、白潟天満宮の門前町として昔から栄えていましたが、近年お客さんが遠のいていました。島根県は高齢化率全国No.1(26%) 。これを逆手にとって元市長が地元の若手にアドバイスし、まずは地元のお年寄りに優しい商店街を目…

米子のひまわり畑。

ひまわり畑。 鳥取県米子市から淀江町に行く途中で見つけました。休耕田や休耕地を利用したひまわり畑は、北海道北竜町や兵庫県南光町が有名ですが、各地にあるようです。 少々季節はずれですがご紹介しておきます。 ■全国ひまわりミシュラン ■化石燃料に代…

日本一の砂丘。

■鳥取砂丘の一つ、浜坂砂丘。正面の丘の上のゴマ粒達は人々。 一旦丘を下って正面の丘を登りきると日本海が視界に飛び込んでくる(写真下も)。鳥取砂丘。東西16km、南北2.4km。一般に鳥取砂丘といわれているのは、千代川河口の東方に広がる面積約545haの浜…

ブームはどう始まりどう終るのか

クラシックカメラブームの(知らぬ間に)渦中にいた著者の体験談。筆者のカメラ関連書籍事業がブームで成功し、ブームの衰退と共に失敗に至るまでを平易な文章で書いている。とかく事業の失敗を人は隠したがるものだが、本書では結末まで丁寧に書いていて為…

後光が射すお寺。

兵庫県小野市にある国宝・浄土寺。浄土教は鎌倉初期・法然を宗祖としている。 鎌倉初期の建物(1192年創建)で、入り口は東側で背面に西日を受けるようにデザインされている。 中には快慶作阿弥陀三尊の立像が安置されており、阿弥陀様はお堂の中央に東を向…

自分達で遊びを作りたい人達のために。

兵庫県篠山市にあるチルドレンズミュージアム。廃校となった旧多紀中学校及び敷地を再生して平成13年(2001)に完成。 子供が実際に見学したり遊んだりできる展示棟、絵本やワークショップが開かれるワークショップ棟、実際に農業体験や里山に触れることので…

いつも賑わっている広場。

神戸中華街。雨が降り出しそうな初夏の休日なのに、沢山の人で賑わっていた。 「南京町地区(中華街の正式地名)は、神戸港の開港に伴って外国人居留地の西側に中国系在留民の居住地として形成され、古くから中国雑貨、飲食店、食料品店等が軒を連ね、異国情…

「鼓」をイメージしたシンプルなタワー。

神戸メリケンパーク周辺。ポートタワーは高さ108m。国内外に様々なタワーがありますが、最も好きなタワーの一つ。 日本古来の「鼓」をイメージしたシンプルなデザインがスマートで美しい。初夏にかかる、この日は30名程でメリケンパークから北野まで1時間半…

ブログシステム復旧しました

9月10日よりシステム機材の故障によりブログサーバがダウンしておりました。先ほど復旧致しました。 この間、大変ご迷惑をお掛けしました。 アクセスされて何か問題があればご連絡ください。 今後とも宜しくお願いします。

駅として再建されたレンガビル。

神戸にある、みなと元町駅。日本近代建築家の草分けで東京駅も手がけた辰野金吾氏が設計し、1908年(明治41年)に第一銀行神戸支店として建設され、64年からは大林組神戸支店になっていた。しかし阪神大震災で損傷し、修復は不可能に思われたが、新しい市営地…

とんぼりリバーウォークを歩く。

道頓堀「とんぼりリバーウォーク」で見つけたお洒落なパラソル。仮設ではなく常設で設置。 テンションがしっかりかけられており、鳥が羽を広げたように見える。DIYで売られているパラソルとは明らかに違う。 ■地図はこちら ■オフィシャルサイトはこちら追記9…

道頓堀川の変容。

道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」。平成16年12月完成。これまで建物は川に背を向けて建っていたから、川沿いの建物の入り口は、川と反対側に設けられている。今後真のウォーターフロントとなるためには、今後建物改修される際にリバーウォーク側か…

ビソラの間を流れる千里川の風景。

ビソラの間を南北に走る千里川。ビソラの開発と併せて河川改修を行い、ビオトープ公園を創出した。 ショッピングと自然に近い水辺が同時に楽しめる施設である。千里川はこの後豊中市を蛇行しながら南下し、大阪空港の南端から猪名川に入る。 大阪空港傍の土…

川と公園が溶け込んだショッピングセンター。

箕面市かやの中央にある、箕面ビソラ。 新御堂筋(R423)と西国街道(R171)の交わる場所に位置する。開発者(デベロッパー)は東急不動産であるが、敷地の間を南北に千里川や新御堂筋が走っている。 分断された敷地をペデストリアンデッキで繋ぐと共に、千里川の…

木々を間近で観察できる空中散歩道。

万博公園に近年作られた森の空中観察路、「ソラード」。万博公園の南西に位置し、総延長300m。地面からの高さは3~10mと変化する。 丁度、木々の枝や葉の高さを歩くため、それらの様子を間近で見ることができる。 ソラードの最終地点は、高さ19mの展望タワ…

50haもあるオープンランド(はらっぱ)。

子供達の原点となる場所。芝生以外に何もない。記念公園の周囲には、比較的交通量の多い外周道路が取り巻いているが、森に囲まれているため騒音もまるで聞こえない。 木陰で休んだり、はらっぱでのびのびと体を動かしたり。本当に自由である。すぐ脇には川が…

1,000アクセス突破

一昨日、27日目でblognリニューアル1,000アクセスを突破しました。 いつも訪問ありがとうございます。 最近、様々な企業や個人の方からブログの話題を聞くようになりました。企業外のお客様向け、そして企業内イントラネットブログも本格的に検討され始めて…

万博後30年かけて作った風景。

万博記念公園。Expo'70 OSAKA会場建設によって破壊され、平地化された竹林、赤松林丘陵地を、生態圏として自然を回復させる。Expo前の竹林や松林をそのまま復元するのではなく、万博終了後30年経った2001年を第一次成熟期として自然の生態系が息づき自然界の…

紆余曲折の景。

銀閣寺。人の動きに紆余曲折をもたせて、変化にとんだ景を展開させることで、期待感・意外性・発見を演出するランドスケープ手法。銀閣寺はその代表格。寺の入り口に入ると銀閣寺垣という高さ5mを越す大刈込に囲まれた白砂の参道が待ち構えて、銀閣寺は全く…

石庭だけではない。

龍安寺は石庭だけではない。龍安寺山門そばにある、鏡容池。 左側奥に石庭のある方丈がありますが、あの、緑のない、石庭からは想像も付かないほど、石庭に至るアプローチには豊かな緑がある。また衣笠山が借景として望める。 この夏は母の還暦祝いとして、…

究極の枯山水と言えば?

龍安寺石庭。1450年に建てられた禅寺。作者は不明であるが、一説では鉄船宗煕。 龍安寺の入り口から石段を登り、深い緑の間を抜けていくと寺が見える。寺の玄関をくぐり、庭に出たとたんんに、本当に唐突に四角く区切られた白い空間が目に飛び込んでくる。 …

水庭と切妻屋根の調和した美術館。

佐川美術館。滋賀県守山市。比叡山・比良山を仰ぎ、目前に琵琶湖をのぞむ美しい自然に囲まれたロケーションに位置する。 建物は和の印象を重視し、外装から内装に至るまでモノトーンを基調としている。 敷地の大部分を占める水庭と切妻屋根は、「空間」と「…

信長,信忠父子の位牌堂

崇福寺。 長良川国際会議場のすぐ裏にある。ここには、織田信長,信忠父子の野位牌(信長父子の葬儀は転生10年10月15日京都紫野大徳寺において行われましたが、その際使われました位牌)を安置せし廟があり、徳川時代にも御朱印地として特別保護を受けていた…