ふくだぶろーぐ

福田知弘の公式ブログです。

2008-01-01から1年間の記事一覧

黒部ダムを下りていこう。

黒部ダムを下りていこう。■新展望広場へ。階段を延々と下りていく。脇には巨大なコンクリートの壁。 ■単純そうに見えて複雑な3次元曲面。 管理用のキャットウォークが張り巡らされている。 ■新展望広場では放水は大迫力。 ■ダムに漂着した流木の改修作業。 …

黒部ダム。

関電トンネルを抜けると、黒部ダムへ。 黒部ダムはアーチ式ドーム型ダムといわれ、高さは186mとわが国では最も高いダム。昭和34(1959)年にコンクリート打設開始、昭和38(1963)年に完成した。■黒部ダム。左側の湖が黒部湖。背後には立山を望む。 黒部湖の水を…

黒部へ:関電トンネルとトロリーバス。

NPO法人 もうひとつの旅クラブのメンバーとして、関電さんの黒部川第四発電所(くろよん)を見学させて頂いたお話を連載でご紹介。 まずは、長野県扇沢から黒部ダムに向かうルート、関電トンネルとトロリーバスについて。関電トンネルは長野県大町市と黒部ダム…

International VR Summer Workshop.

今、米・アリゾナ州立大学(ASU)で開催中の「International VR Summer Workshop」に来ている。これは、建築・都市計画・まちづくり分野でのVRシステム開発・応用を目指す、招聘型のワークショップである。昨年11月に東京で開催された、第1回国際VRシンポジウ…

四世代。

私の嫁さんの祖母、すなわち私の子供にとっては曾祖母(そうそぼ)にお会いした。 お婆さんにひ孫を見せよう、と。 曾祖母は、我々が会いにいく1週間前から楽しみにしていたそうだ。私の子供が現在1歳。曾祖母は90歳を超えるので、ほぼ1世紀の年差がある。 曾…

関門橋。

本州と九州を結ぶ全長1,068mの吊り橋、関門橋。 本州側は山口県下関市、九州側は北九州市門司区。 ■下関側の壇ノ浦SAから。 このSAには今春、NEXCO西日本として初めての宿泊施設「ファミリーロッジ旅籠屋」がオープンした。 ■対岸の門司港をみる。 中央に見…

錦帯橋。

日本三名橋、日本三奇矯に数えられる錦帯橋。 杭州・西湖にある錦帯橋をモデルとして1673年に架橋。 5連のアーチからなり、橋の長さは直線で193.3m。 2001〜04年にかけて平成の架け替えが行われたが、2005年9月の台風14号で一部の橋脚を流失。現在は元の美…

Googleストリートビュー。

GoogleMap ストリートビュー(Street View)の日本版がスタート。個人的にはGoogleEarthで見る方が面白い。 現在のまちなみをディジタル化する方法には、実写によるものと3次元モデルによるものがある。 前者の方法は、例えばQuickTimeVRが1995年に発表された…

香住海岸ルネッサンス計画。

日本海に面する但馬海岸の香住地区では、冬の松葉ガニに代表されるように漁業・水産加工業・観光業など「海」と関わりながら暮らしている。兵庫県と香美町では香住海岸ルネッサンス計画として、香住漁港の古い絵図を基に古来の白砂青松を復活させ、生活環境…

豊岡。

あんまり知られていないが、兵庫県豊岡市は鞄の町。 近年の市町村合併により城崎温泉も城下町出石も豊岡市となった。日本で最後の野生コウノトリの生息地でもある。さて鞄である。国産品の7割は豊岡で作られているそうだ。 これまではメーカーに納めてきたた…

上通パビリオン。

熊本上通商店街へ。 ■熊本上通アーケード街。商店街では珍しく木製の舗装材が使用されている。 ■葉祥栄氏デザインの上通パビリオンへ。商店街に面しては洋菓子店が立ち、その脇のトンネルをくぐるとパティオへ。 ■商店街アーケードの閉じた雰囲気から、空を…

熊本城と路面電車。

久しぶりに熊本へ。■熊本城。今年4月に本丸御殿が復元されオープン。 天守閣の手前に見えるのがそう。 ■路面電車。 日本初の冷房車(1978年)、公営軌道初の女性運転士、日本初の超低床車両(LRV)導入(1997年)、均一運賃制導入(2007年)など、常に新しい取組みを…

イチロー、おめでとう!

イチロー選手が日米通算3,000本安打達成。おめでとう! 野手の日本人メジャーリーガーのパイオニアが偉業をやってのけた。日本人メジャーリーガーのパイオニアといわれる野茂英雄投手が先日引退した、同じ月という偶然。彼の勇姿をテレビで最初に見たのは、…

Next Gene 20 打ち上げ。

プロジェクトに終わりはつきもの。 プロジェクト期間中のしんどい時は、打ち上げのシーンを想像すると頑張れる。やはり目標は大切だ。そして、ようやくたどり着いた打ち上げでは、メンバーと道中の思い出をたっぷり共有。 そして、次のスタートを切る。先日…

野茂英雄投手が引退。

野茂英雄投手が引退。1989年のドラフト会議では8球団指名。契約金は史上初の1億円台。 この年のドラフト候補はソウルオリンピックもあって、あとから見てもすごいメンバー。 潮崎、元木、小宮山、与田、古田、葛西、新庄、佐々岡、前田、佐々木。 近鉄バッフ…

「海の森」募金。

「産業廃棄物のゴミの山を市民の力で海に浮かぶ森にする」 というキャッチフレーズの元、東京湾内の中央防波堤埋立地で進められる「海の森」計画。地宙船のホームにも、募金箱が設置。 パネルから顔を上げると前には地宙船の模型。 ふと、寺社にお参りした感…

地宙船。

東京メトロ副都心線と東急東横線が相互乗り入れする、渋谷の地下鉄駅。 設計者である安藤忠雄氏は、「地下深くに浮遊する宇宙船=地宙船」と名づけた。地下2階のコンコースレベルから、地下5階のホーム空間を吹き抜けとしている。これは空間のわかりやすさ…

中村文彦教授のミニミニエッセー。

中村文彦教授のミニミニエッセーにて、下記ご紹介頂きました。 □合同ゼミがんばります(2008年6月19日) □大阪大学の福田先生(2008年6月17日) □これは敵いません(2008年3月16日)先生、10月にお会いできますこと楽しみにしております。 よろしくお願いします。

環コミ2008。

先日、環コミ2008に参加してきました。これはH20年環境工学科卒のM1の主催による、旧環境工学科所属の先生・学生、環境・エネルギー工学科のB3・B2の交流の場。参加者は150名を超えていた模様。今年のテーマは「北京オリンピック前夜祭」。 料理は中華。そし…

大阪まち遊学? 〜現世・来世の音めぐり・四天王寺〜 その5。

NPO法人 もうひとつの旅クラブ企画・大阪まち遊学? 〜現世・来世の音めぐり・四天王寺界隈〜の第5回。■梶内だんじり。大正9年創業。岸和田はじめ、各地のだんじり、ふとん太鼓を一貫生産。いわば、だんじりゼネコン。小生の実家のふとん太鼓もここにお世話にな…

大阪まち遊学? 〜現世・来世の音めぐり・四天王寺〜 その4。

NPO法人 もうひとつの旅クラブ企画・大阪まち遊学? 〜現世・来世の音めぐり・四天王寺界隈〜の第4回。■萬燈院の木槌の音。脇にある木臼を木槌でトントンと三度叩き、自分の身体の悪いところを三度叩くと病が治るそう。旅人たちもチャレ〜ンジ。 ■鎌倉時代に設…

大阪まち遊学? 〜現世・来世の音めぐり・四天王寺〜 その3。

NPO法人 もうひとつの旅クラブ企画・大阪まち遊学? 〜現世・来世の音めぐり・四天王寺界隈〜の第3回。■亀井堂へ。 ■金堂地下にある青龍池から湧き出す霊水が亀の口から注がれ、水盤に満ちる。そこに流した経木が浮かび上がってくると「これでご先祖さんも浮か…

大阪まち遊学? 〜現世・来世の音めぐり・四天王寺〜 その2。

NPO法人 もうひとつの旅クラブ企画・大阪まち遊学? 〜現世・来世の音めぐり・四天王寺界隈〜の第2回。■いよいよ四天王寺境内へ。 四天王寺は、推古天皇元(593)年、聖徳太子が建立した日本仏法最初の大寺。「四天王寺式伽藍配置」 といわれ、南から北へ向かって…

大阪まち遊学? 〜現世・来世の音めぐり・四天王寺〜 その1。

NPO法人 もうひとつの旅クラブ企画・大阪まち遊学? 〜現世・来世の音めぐり・四天王寺界隈〜に参加してきました。今日から5朝連続でご紹介。 次回の「大阪まち遊学? 〜長屋と路地の迷宮・野田〜」は7月12日ですよ。■今回は音がテーマ。まず旅人達に綿棒が配られ…

Next Gene 20 オープニング・セレモニー その3。

Next Gene 20 オープニングセレモニー報告の最終回。 ■Architecture Farm|平田晃久(Akihisa Hirata, 日本)。 ■Latent Dragon|黃宏輝(Irving Hung-Hui Huang)。 ■左:House Aurum|フェルナンド・マルティン・メニス(Fernando Menis, スペイン)、右:In Phrase o…

Next Gene 20 オープニング・セレモニー その2。

各作品を見ていこう。 ■左:曖昧|隈研吾(Kengo Kuma, 日本)、右:Floating Courtyard|陳瑞憲(Ray Chen)。 ■左:Observer|MVRDV(オランダ)、右:Calligraphic House|劉育東(Yu-Tung Liu)。 ■左:Triptych House|張永和(Yung Ho Chang, 中国/米国)、右:Radix …

Next Gene 20 オープニング・セレモニー。

台湾で2007年より進行中のNext Gene 20(ネクスト・ジーン20)プロジェクト。台北から東へ約1時間の地に、20名の建築家(台湾国内10名、国外10名)がそれぞれ住宅をデザイン。2009年末に第1期竣工予定で、最終的には計176戸が建設される。デベロッパー会社Genuine…

兵庫県立考古博物館。

平成19年、大中遺跡の隣に兵庫県立考古博物館が開館。 考古に関する展示や体験、調査が可能。展示室のジオラマは中々。 また、大中遺跡に泊まったり、古代米を栽培したりと色々な催しが企画されている。■奥に見えるは高さ22mの展望塔。手前の建物には屋上緑…

大中遺跡。

大中(おおなか)遺跡は弥生〜古墳時代の遺跡。現在、4haを超える遺跡公園として整備されている。昭和37(1962)年、地元播磨中学校の生徒3人が発見した。小学校の時はよく遊びにきたもんだ。■既に5棟の竪穴住居が復元されている。 ■中はヒンヤリと涼しい。クヌ…

21-22「竹林景観ネットワーク」ふるさと竹林調査隊・研究集会。

6月21日(土)・22日(日)に、近江八幡で「竹林景観ネットワーク」のイベントを開催されるということです。実際に八幡山の竹林に入ります。土曜日は「ふるさと竹林調査隊 in 近江八幡」や車座懇親会、日曜日には研究発表会や五感エクスカーション。参加申込みが…