ふくだぶろーぐ

福田知弘の公式ブログです。

2006-01-01から1年間の記事一覧

9,000アクセス突破!

9,000アクセスを突破しました。日付までチェックできていませんが、確か5月上旬ですね。 いつも訪問ありがとうございます。次は大台1万アクセス。楽しみです。[:にぱっ:]GWは如何でしたか?私はこれまでご紹介してきたカンボジアと、これからご紹介するタイ…

カンボジアの巨大な貯水池。

カンボジアの概要は以下の通りだ。 ・面積:18万1,035平方キロメートル。日本の約50%。 ・人口:1,336万人。 カンボジアは、ポルポト政権による300万人もの同一民族大量虐殺(1975〜79)、ベトナム軍の侵攻(1979〜91)、日本も参加したUNTAC活動などによる…

トンレサップ湖の水上家屋(Tonle Sap Lake)。

トンレサップ湖の水上家屋(Tonle Sap Lake)。トンレサップ湖はカンボジア中央に位置する大きな湖。乾季は約3,000平方キロメートルの大きさだが、雨季には約9,000平方キロメートルの大きさにもなり、シェムリアップ市の近くまで水面が押し寄せる。所謂「伸…

アンコール遺跡群。

これまでに紹介した、アンコール・ワット、アンコール・トム、ラ・プラーム遺跡以外について。■プレ・ループ 死者を荼毘に付したという石棺が置かれている、ピラミッド式寺院。 創建者:ラージェンドラヴァルマン二世 創建年代:961年 信仰:ヒンドゥー教(シ…

タ・プローム寺院(Ta Prohm)。

タ・プローム寺院(Ta Prohm)。 この寺院は自然の力を明らかにするために、遺跡発見後樹木の除去などの修復しないまま据えおかれている。熱帯の大木に押しつぶされながらも、自然と建築が共生しているようにも見え、何だか神秘的な雰囲気だ。創建者:ジャヤ…

アンコール・トム(Angkor Thom)のバイヨン寺院。

アンコールワットが造営された12世紀頃、アンコール王朝は最盛期を迎える。その時の規模は東京23区並み。防衛するには限界があった。そこでアンコールワット造営から半世紀後、アンコールトム(3km×3km)の中だけに都市を縮小した。 Thomは大きいという意味…

アンコール・ワット(Angkor Wat)でのスナップ。

アンコールワットで見かけたスナップ。■カンボジアの人々にとっては今でも聖なる場所。橙の衣をまとった巡礼中の青年。 ■入り口の環濠で沐浴するカンボジアの人。 ■環濠の手すりの下で休む子供達。カンボジアの人々はのんびりやでおとなしい印象だ。 ■遺跡は…

アンコール・ワット(Angkor Wat)中央部。

アンコール・ワット第2回。 中央部は、第一回廊、第二回廊、4つの尖塔(正面からは2つのように見えるが実は4つある)を有する第三回廊を経て中央祠堂がそびえている。中央祠堂群はメール山(ヒンドゥーの世界で、神々の住むとされる山。仏教では須弥山)を象徴…

アンコール・ワット(Angkor Wat)の参道にて。

アンコール・ワット(Angkor Wat)。 12世紀前半に建造された、カンボジア・クメール建築の頂点。インドネシアのボロブドール、ミャンマーのパガンと共に世界三大仏教遺跡のひとつとして知られる。建設時期は日本だと平等院鳳凰堂が同時期にあたるらしい。 …

清和文楽館。

清和村に江戸末期より伝わる文楽を伝承していくための劇場。年間260〜270回も上演されているそうだ。■劇場側より、店舗・レストランを見る。 ■文楽鑑賞。3人の遣い手によって命を吹き込まれた人形が魅せてくれる。 ■文楽鑑賞後、舞台裏を見せていただいた。…

通潤橋。

通潤橋は灌漑用水を送るためにつくられた水路橋。6km離れた笹原川から水を引き、連通管の原理を利用して完成させたことで、白糸台地に100haの水田を開くことができた。嘉永5(1852)年12月に着工し、完成まで1年8ヶ月を要している。昭和35年に国の重要文化財に…

美里町林業総合センター。

林業の町、美里町(合併前は砥用町)の集会所。地元の木材を用いて不定形な架構を組み全体をガラスの直方体の中に納めている。 外観の印象と、内観の印象がまるで違うのが面白い。 ミニバレーボールが2面とれる広さだ。■内観。木の架構が面白い。 ■外観。 ■…

八代広域行政事務組合消防本部庁舎。

これまでの消防署建築では考えられない軽さ。建物全体がピロティとなっている。市民に開かれたオープンな施設を目指している。■建物にぽっかり穴が。機能としては事務室のあかり取りだが、お洒落だ。 ■ご覧のとおり、建物全体がピロティだ。 ■ファサード。 ■…

八代市立博物館・未来の森ミュージアム。

八代市は熊本県では熊本市に次いで2番目に大きな町。人口は13.6万人(H17現在)。この博物館は旧八代城主である松井家が所蔵する美術品を中心に、過去から現在に至る八代の文化と歴史を紹介する博物館である。1991年竣工。伊東豊雄氏設計。やわらかい屋根のフ…

日本三名城の一つ、熊本城。

日本三名城の一つに数えられる熊本城は別名「銀杏城」とも呼ばれ、名将加藤清正が幾多の実戦 の経験を生かし、慶長6(1601)年に着工され7年の歳月をかけて、築城されたといわれる。周囲5.3kmに及び、120余りの井戸、49の櫓、18の櫓門、29の城門を数えていた。現…

曽我・平澤記念館。

旧味方(あじかた)村名誉村民、「曽我量深(そがりょうじん)先生」、「平澤興(ひらさわこう)先生」の功績をたたえ、完成した記念館。 先に紹介した、笹川亭に隣接している。香山アトリエ/環境造形研究所設計。 ■腰窓から眺める雪景色。 ■左が平澤先生、…

笹川亭。

新潟市にある笹川亭は、1570年ごろの大庄屋屋敷。建物総面積は約500坪ととにかく大きい。 かやぶき屋根の表門と、石灯篭は当時のものらしい。■表門より。 ■表門をくぐる。 ■玄関を入ると広間が広がっている。 ■階段をあがると子供部屋。 ■土蔵。 ■土蔵を回っ…

ばんだいばし。

日本最長の河川、信濃川にかかる。新潟市内の主要幹線である国道7号線に建設されている。 平成16(2004)年に、現在の三代目萬代橋は国の重要文化財に指定されると共に、同年、照明灯と橋側灯が建設当時の設計図書を基に復元されている。■奥のタワーは朱鷺メッ…

8000アクセス突破!

4月5日、8000アクセスを突破しました。 いつも訪問ありがとうございます。桜の季節ですね。4月から新しい生活を始められた方も多いと思います。 最初が肝心ですが、無理をしすぎて体を壊さぬよう。この1年間幹事を仰せつかってきた、CAADRIA(Computer Aided …

景観配慮型ミニ標識の設置実施へ(金沢市)。

高松4町パティオ広場デザインでは、公共の標識の整理が一つの課題。 具体的には、警察が設置する道路標識の類(「通行止め」などの規制標識、「横断歩道」などの指示標識、「踏切あり」などの警戒標識)、消防が設置する防火水そう標識、市が設置する駐輪禁…

ラクシュミー・ナーラーヤン寺院。

ラクシュミー・ナーラーヤン寺院。 ニューデリーの中心部、コンノートプレイスから西へ2km。 1932年にできた新しいヒンドゥー寺院であり綺麗。 入り口にはセキュリティチェック、そしてすぐに靴を抜いで裸足で中に入る。内部は撮影不可。 日中は40度近くにな…

フマユーン廟。

フマユーン廟。デリー。1993年世界遺産登録。タージマハル建設時に見本とされた建物。 ムガル朝第2代皇帝フマユーンの廟(墓)。妃が1565年に建造した。 タージマハルに比べると規模は小さいが、左右対称の建築と庭園は安定感がある。 基壇は幅80m、高さは6.…

ファテーブル・スィークリー。

大分間が空きましたが、インドの話題に戻ります。ファテーブル・スィークリー(勝利の都)。アーグラーの南西40kmに位置するムガル帝国第3代皇帝アクバル帝の城跡。世界遺産登録は1986年。 北インド全域の支配を実現しつつあったアクバルの悩みは、世継ぎが…

16年ぶりの再会。

土曜日に、小学校のクラス会があり参加してきました。 前回開催は高校卒業時ですから、早いものでカレコレ16年ぶりのことです。 以前にお話したように、今年の年賀状がキッカケでした。同級生の約半分19名と担任の先生が参加。東京からも駆けつけてくれまし…

高松4町パティオ協議会広場デザインプロジェクト。

ここ3回ほど、高松4町パティオ協議会まちづくりイベントの様子をご紹介しました。 今回はこのデザインプロジェクトについて、ご紹介します。 対象となる広場は、高松市中心部でも類まれなオープンスペースであり、広場に建物が面して建つ、日本では珍しい小…

高松市4町パティオ協議会まちづくりイベント報告〜VR・MRによる広場デザイン紹介〜。

18日・19日の日中は、広場デザインの内容を、VR(Virtual Reality: バーチャル・リアリティ)、MR(Mixed Reality: ミクスト・リアリティ)システムを使って紹介しました。■VRによる紹介。ゲームコントローラを使って、広場の将来像を3Dで確認することができま…

高松市4町パティオ協議会まちづくりイベント報告〜あかり環境実験2〜。

あかり環境実験の2回目です。■和傘にライトアップしてみました。いつもこの空間だと合わないでしょうが、イベント時には使えそうです。特にこの赤い和傘はよく映えました。脇には毛氈と和紙を使ったベンチを置いています。 ■手作りの花壇やプランターにライ…

高松市4町パティオ協議会まちづくりイベント報告〜あかり環境実験1〜。

先日ご案内しました通り、3月17~19日と高松市4町パティオ協議会まちづくりイベントが開催されました。参加頂きました皆様、スタッフの皆様お疲れ様でした。 今回は、17日に行った夜間環境を検討するあかり環境実験のご紹介です。計画後のあかり環境を事前に…

タージ・マハルのディテール他。

再びインドのお話を。 タージ・マハル最終回です。今回はディテールを中心に。 ■入り口の壁面模様。これらの模様は書いたものでなく、大理石を彫って、その中に赤や緑、黒の石を埋め込んでいることがわかる。寸法は、上下の直線間で約20cm。写真は28mmレンズ…

白馬乗鞍もすっかり春。

「とにかくばりばり滑る」「リフトに何回乗れるか」というのもスキーの楽しみの一つですが、 ?スキー場で突然現れたカモシカやネズミに驚いたり。 ?夜空を見上げて北斗七星や冬の大三角形を探したり。 ?突然の差し入れに皆で驚き喜びそして食したり。 ?普段…