ふくだぶろーぐ

福田知弘の公式ブログです。

2006-01-01から1年間の記事一覧

阿蘇の風景。

春に訪れた時の風景。あいにくガス発生のため、火口へは行けませんでした。 阿蘇山の成り立ちによれば、以前は周囲100kmに渡って5,000m級の山だったそう。 富士山よりかなり高い山だったんですね。 ■トイレ。熊本アートポリスの一環。 ■草千里。 ■熊本ア…

安藤忠雄 連戦連敗。

安藤忠雄 連戦連敗 東大出版会2000年、東京大学大学院で行われた5回の連続講義を元に、構成し直したもの。 安藤さんほどの方でも、絶えず挑戦し、負けても負けてもまだ挑戦されている。 私自身、もっともっと挑戦せねばと勇気づけられる。「数えきれないほど…

安藤忠雄 建築を語る。

安藤忠雄 建築を語る 東京大学出版会1997年、東京大学の建築学科教授に迎えられ、学生に向けて語られた講義を元にまとめられたもの。 20代に安藤さん自身がどのように生きてきたかを一つのの軸にしている。 若者に対する熱い想いが伝わってくる。「20代は、…

光の教会 安藤忠雄の現場。

光の教会 安藤忠雄の現場 平松剛 建築資料研究社安藤忠雄さんの代表作の一つ、光の教会。 その建築プロセスを丹念にまとめたノンフィクション。 お堅い専門書ではなく非常に読みやすい。 読んでみると人間くささがプンプンして面白い。 今週末に如何?

small planetとsightseeing tour。

スモールプラネット 本城直季写真集 Little More本城さんの写真をはじめて意識したのはこの冬のことだ。電車に乗って読んだ雑誌に紹介されていて、思わず「うゎ〜!すごい!」と声をあげた。普段は寡黙な私だが、それほど新鮮でびっくりしたんだ。 巻末に佐…

Google Earthでみる日本の摩天楼。

Skyscraperpageのデータを基に、世界の摩天楼に引き続き、日本の超高層ビルをGoogle Earthで眺めてみましょう。世界の摩天楼の場合と同じく、いずれも高度500mからスクリーンショットしたものです。[:ビル:]超高層ビルとは、日本において法律上は高さ60mの…

Google Earthでみる世界の摩天楼。

摩天楼とは、天をも摩する(こする)高い建物という意味で、 いわゆる超高層ビル(正しくは超高層建築物)を指します。 Skyscraperpageには、世界各国の超高層ビルが整理されています。今回はその中から、世界で最も高い10の超高層ビルをGoogle Earthで眺めてみ…

福井の衛星写真はなぜ白黒か(Google Earth)?

Google Earthの衛星写真が大分差し替えられたようです。広島の原爆ドームや松江、米子も確認できるようになりました。 そんな中、Googleの仕業かもしれませんが、 なぜか、福井の中心部だけが白黒のようです。 Googleの仕業ではなさそう。 GoogleEarth上でズ…

Google EarthでみるWorldCup2006。

FIFA WorldCup2006がはじまりました。これから寝不足の毎日かもしれませんね。さて、12のスタジアムをGoogle Earthで眺めてみましょう。いずれも高度1000mからスクリーンショットしたものですが、Tarrain(3次元地形データ)をONにしているので、若干大きさに…

Google Earthでみる安藤忠雄さんの建築。

突然ですが、Google Earthで安藤忠雄さんの建築を眺めてみましょう。 上空から眺めると、デザイン上特徴的な幾何学を組み合わせた空間構成が良くわかりますし、建築の資料集では記述されることの少ない周辺環境も把握できます。今回は国内外29作品を掲載して…

アイデアのヒント。

アイデアのヒント ジャック・フォスター 青島淑子(訳)「アイデアのつくり方」などの本によって、アイデアのつくり方に関する基本的な内容は示された。 では、具体的にどうやればいいのか?具体的な例を示しつつ心の準備の仕方を解説してある。・もっと楽しも…

アイディアのつくり方。

「アイディアのつくり方」 ジェームス・W・ヤング 今井茂雄(訳) 竹内均(解説) 阪急コミュニケーションズ 世の中は知価社会。あなたはアイディアをどうやって手にいれますか? そんな悩みへのエッセンスが短く纏められています。 著者の答えは「アイデアは既存…

がんばる商店街77選。

経済産業省中小企業庁は、中心市街地活性化策の先進事例を紹介した冊子「がんばる商店街77選」をまとめたようだ。 筆者も関係させて頂いた商店街をはじめ、既に活性化のお手本となっている商店街が多い。 まちづくり三法(中心市街地活性化法、改正都市計画法…

24365東京。

「24365東京」 北山孝雄+北山創造研究所 集英社インターナショナル24時間、365日、生きている街東京。これからの視点に立った様々な暮らし方を実現するためのアイディアを提案している。最初の問いかけは特に考えさせられた。 戦後、日本のGDPは130倍 私た…

世界30か国のふつうの暮らし。

「地球家族 世界30か国のふつうの暮らし」 フェイス・ダルージオ+ピーター・メンツェル著 TOTO出版 「申し訳ありませんが、家の中の物を全部、家の前に出して写真を撮らせて下さい。」この本は↑の企画を纏めたプロジェクト・ブックである。 この企画に同意して…

10,000アクセス突破!

本日、大台の10,000アクセスを突破しました。 いつもありがとうございます。明日から6月。衣替えですね。 今宵は表参道ヒルズでクールビズのファッションショーが開かれるとか。東京の方、見にいかれますか? クールビズが単なるファッションブームや流行語…

パロ(Paro)。

国際空港のある町、パロ。人口は2万人ほどだ。■タクツァン僧院 ブータンを代表する寺院、タクツァン僧院は500mほど垂直に切り立った屏風のような岸壁に建っている。それにしてもよく建てたという感だ。「タクツァン」とは「虎のねぐら」という意味らしい。…

ブログシステム復旧しました。

5月25日よりシステムの不具合によりブログサーバがダウンしておりました。先ほど復旧致しました。 この間、大変ご迷惑をお掛けしました。 アクセスされて何か問題があればご連絡ください。 今後とも宜しくお願いします。

首都ティンプー(Thimphu)。

標高2400mにあるブータンの首都ティンプー。パロ国際空港から車で約2時間。オリジナルなブータン文化を守るべく伝統的な建築様式を貫きながら町並みが形成されている。ティンプーは人口5万人ほどで他国の首都ほど国際化が進んでいるわけではないが、「自給自…

修復中のガンテ・ゴンパ(Gangteng Goenpa)。

ガンテ・ゴンパは、西ブータン最大のニンマ派寺院。ガンテは山頂、コンパは寺を意味する。■ガンテ・ゴンパへ向かう道。日本の門前町の雰囲気があり、在家僧やゴムチェン(いわゆる兼業僧侶)とその家族の住まいとなっている。写真で赤い衣を着ているのがゴムチ…

ホブジカ(Phobjikha)にて懐かしい風景に出会う。

ブータンを西部と東部に分けるブラックマウンテンの西側に広がる村、ホブジカ。この地域に入ったとたん、一面丈の低い竹やぶに覆われた尾根が広がり、まるでスイスのようだ。標高3,300mのこに地に氷河に侵食されできた谷が広がっている。訪問時にはあいにく…

「素敵な宇宙船地球号」でアンコールを。

■昨日テレビ朝日「素敵な宇宙船地球号」で「アンコール遺跡の悲鳴」が特集されていました(2006/5/21 23:00~)。急増する観光客数に沸くホテルの建設ラッシュ。10年前はわずか5,000人だった観光客が、昨年は140万人に上ったそうだ。都市インフラが対応できてお…

ワンデュ・ポダン(Wangdue Phodrang)にて。

■牛を連れて歩くおばあさん。プナカからワンデュ・ポダンにいく途中で。 ■市場の風景。キャベツ、トマト、トウガラシ、ナス、ダイコン、ニンジン、タマネギ、ジャガイモなど日本でもお馴染みのものばかりだ。 ■ワンデュ・ポダン・ゾン。1638年に完成。川に突…

ブナカ(Punakha)のゾン(Dzong)。

プナカはパロより東へ122km(車で約4時間半)、首都ティンプーより東へ76km(車で約2時間半)のところにある。標高は1,350mで、パロ(2,300m)やティンプー(2,400m)に比べて1,000m以上も低く、過去300年にわたりブータンの冬の首都であった。中央にプナ・ツァン…

ブータンの道路。

ブータンは国土の72%が手付かずの森林で覆われており、山を縫うようにして道路が整備されている。主要な道路は近年舗装が進んでいる。といっても、舗装してあるのは2車線分でも幅4mほどだ。舗装された4mの真ん中にセンターラインが引いてあるところも見かけ…

ブータン。

ブータンという国をご存知でしょうか。 ヒマラヤ山脈の東端にある仏教王国。近代に至るまで鎖国に近い政策をとっており、インドをはじめとする他国の文化の影響を殆ど受けてこなかった。2005年に初めて国勢調査が行われ人口は67万人。国土は東西300km、南北1…

阪大ウォーカーに掲載!

阪大生協の発行する有名な機関紙、阪大ウォーカー(Handai Walker)。 生協の学生委員会のメンバーが中心となって企画・編集。発行部数は4,000部もあるフリーペーパーです。今月号の「教授の一日」という連載企画で紹介頂きました。 3月に、 ・1日の生活は何を…

サービス世界一のホテル。

バンコクのオリエンタルホテル(The Oriental Bangkok)。 世界一のサービスを受けられると評判の名門ホテルとして、数多くの旅行雑誌や専門誌に紹介されている。 創業1876年。130年の伝統と格式を誇る。■ロビー。窓越しに ■オーナーズ・ラウンジ。コロニアル…

東洋のベニス。

バンコクはかつて「東洋のベニス」と呼ばれていた。水の都だ。 都市化が進み、運河の多くは埋め立てられ道路になってしまったが、まだまだ水運が利用されている。 市内を流れる大河、チャオプラヤ河を中心に様々な水上タクシーや観光ボート、土砂などを運ぶ…

ワット・ポー(Wat Pho)。

バンコクにあるワット・ポー。1788年にラーマ1世により建立された。 金色に輝く長さ46m、高さ15mの巨大寝仏が有名。とにかく長い、大きい。■頭側。お堂には靴を脱いで入る。 ■足側。足の裏の偏平足にも意味があるそうだ。 ■境内にはラーマ1世〜4世までの仏…