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福田知弘の公式ブログです。

4K・VR徳島映画祭でお話しさせて頂きます(11月23日16:00-17:00)

11月23日 徳島県神山町で開催される4K・VR徳島映画祭。4Kフォーラムセミナーで、11月23日16:00-17:00、お話しさせて頂きます。
「都市・建築分野におけるVR・MRの今 — より直感的な理解と合意形成に向けて —
@ 神山町立広野小学校 旧校舎 3F 音楽室

4kforum.jp

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徳島といえば、20世紀が終わる頃、徳島市のまちなかを流れる新町川ひかりプロムナードの整備が計画され、住民参加型の夜間景観デザインにVRチームとして参加させて頂いた懐かしい地です。
1枚目の写真は2000年1月(早くも19年前…!)のシンポジウム。照明デザイナーの夜間計画を夜景VR化して住民説明会でプレゼンしている時の様子です。パソコンの前の後頭部は私です。当時は、パソコン上で、まちの将来という大規模都市空間、それもデータ量が肥大化する夜景をVRウォークスルーしながらの検討会は世界的にも珍しかったと思います。

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当時のVR記述言語はVRML (Virtual Reality Modeling Language) でした。上の画像は、VRMLで記述した夜景とJavaで構築したインターフェースなどのプログラム群。WebブラウザNetscapeVRMLブラウザはCosmo Player。下の2枚は、VRでの検討を経て竣工した新町川プロムナードです。

この時の様子は、日本建築学会 編「建築を拓く―建築・都市・環境を学ぶ次世代オリエンテーション」でも取り上げて頂きました。

実は今朝も環境設計情報学の講義でVRMLをデモを交えて学部生に解説しました。VRMLは読み取りやすいので伝えやすいと思います。そして、記述言語自体を理解しているとソフトが変わっても色々と応用が効くように思います。

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