ふくだぶろーぐ

福田知弘の公式ブログです。

スペイン広場とポポロ広場。

スペイン広場は、世紀の名画「ローマの休日」であまりにも有名だ。17世紀にこの広場に面してスペイン大使館があったことから、この名前がついた。下にあるスペイン広場と上のトリニタ・デイ・モンティ広場とが137段のスペイン階段で結ばれている。地形の高低差をそのまま活かして創られているので、スペイン階段を上るにつれ景観がどんどん変わっていくのが面白い。

■スペイン階段を歩くお嬢さん。

■コンドッティ通りからスペイン広場。広場上のトリニタ・デイ・モンティ教会は改装中。

■トリニタ・デイ・モンティ広場からスペイン広場を見る。正面は先ほどのコンドッティ通り。


ポポロ広場は、ローマの北入り口にあたる。30度ピッチで合計3本の軸線が引かれている。人間が自然に目にできる視野は60度と言われている。すなわち、人間の視野特性を考慮してこれら3本の街路が設けられている訳だ。正面は双子教会。

■ポポロ広場より3本の軸線を見る。左からスペイン広場へと続くバブイーノ通り、コルソ通り、リペッタ通り。