ふくだぶろーぐ

福田知弘の公式ブログです。

テレビ会議システム。

出張費の抑制につなげようと,最近,テレビ会議システムが良く売れているそうだ。
会議はface2faceで行うのが基本であるが,時間や費用の制約で,ICT(Information and Communication Technology)が使われる。電話,E-mail,チャット,テレビ会議などだ。

テレビ会議システムは,リアルタイムで行われる会議で用いられるface2face同様の条件が求められる。映像が良く見えなかったり,音声が聞き取れなかったり,映像や音声が遅れて到達するようでは,会議メンバーがシステムに気を取られてしまい,本来の会議内容に集中できなくなる。

私自身は,できるだけface2faceによる会議を開催したいタチであるが,ダブルブッキング等で移動時間が取れなかったりした場合には,テレビ会議システムを利用する。ノートPCに,ウェブカメラ・スピーカー・マイクを接続したSkypeシステムをよく使う。


■建築設計コンペ「Build Live Tokyo II」でF8W16チームでは,東京・大阪・名古屋と専用TV会議システムでつなぎ,米ハーバード大とはSkypeで接続。物理的に離れたメンバーがリアルタイムにアイデアを交換しながらプロセッシング。参加した殆どのチームがTV会議を利用したとのこと。

■「Build Live Tokyo II」コンペ中に,別の会議を東京−加古川間で実施。兵庫県加古川東高SSHの技術アドバイス。事前チェック時に高校側が用意した30万画素のwebカメラでは画像が見にくいという問題が発生したため(写真上),本番では200万画素のwebカメラを使用して改善(写真下)。

■2008年度八幡堀まつりの我々の出展会場は,旧吉田邸とカネ吉別邸という2箇所での開催。Skypeによる互いのライブビデオ映像を流すことによって、準備の様子を互いに確認しあった。

ベネチアビエンナーレ2006で見かけた高臨場感TV会議システム。人の姿が等身大の高画質映像で映し出されるシステムであるが,先日武田薬品工業米子会社と会議を行うために導入されたとのニュースが流れた。

米子会社と等身大会議…武田薬品工業