ふくだぶろーぐ

福田知弘の公式ブログです。

都市と建築のブログ Vol.32: 南砺:合掌造り up!

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新年明けましておめでとうございます。2016年も変わらずどうぞよろしくお願い申し上げます。元旦の朝は実家の屋根の上によじ登り、初日の出に出会えました! 実家でおせち料理をいただき、地元の五社大神社と鹿島神社に初詣で。残り一社で三社参りとなります。 

2009年より連載中の「都市と建築のブログ」。第32回目となる2016年1月号は富山県南砺市をご紹介します。南砺市は、年末に発表された「2016年版 住みたい田舎ベストランキング」では10位にランクインされていますね(「田舎暮らしの本」2月号(宝島社))。

NAVERまとめにも都市と建築のブログの過去記事をアーカイブしています。

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■都市と建築のブログ バックナンバー

都市とITとが出合うところ 第22回 CAADRIA2015×大邱(3)

こんにちは。2015年も残り僅かとなりましたね。連載している「都市とITとが出合うところ」第22回は5月に韓国・大邱で開催されたCAADRIA2015の最終回となります。

PDF: http://y-f-lab.jp/fukudablog/files/1601machinami_FukudaFinal.pdf

 

大邱(Daegu)

CAADRIA2015最終回は、開催地となった韓国・大邱、ポストカンファレンスツアーで訪問した慶州をご紹介しよう。

大邱広域市は、ソウル(仁川を含む)、釜山に次ぐ、韓国第3の都市。人口は250万人。釜山から北へ100kmの位置にあり、高速バスで1時間強である。周囲を高さ1000mの山々に囲まれた内陸に位置しているため、韓国で最も暑い都市のひとつである(図1)。大邱の名物は、リンゴ、美人が多いこと(歴代のミス・コリアは大邱出身者が多い)、歴代大統領は大邱出身者が多いこと、サムスン発祥の地であること。また、朝鮮戦争時にはベースキャンプ地となったため、大邱の街は壊されておらず、古い時代の街並みが残されている。

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図1 大邱市風景

カンファレンスが終了した午後、学会が企画した大邱建築ツアー(Daegu's Architecture Tour)に参加した。地元のメンバーが案内してくれるため、話が具体的で最近の話題も数多く興味深かった。実は、大邱と聞いて名所をすぐに思いつくことができなかったのだが、実際に訪問してみると建物リノベーションなどを通じて新たな機能を街に挿入し、都市の魅力アップを図ろうとする取り組みが窺えた。

  • 亀岩書院: 大邱の街なか、東山洞に残る古い路地を歩いていくと、亀岩書院の門に出会う。これは、達城・徐氏門中に属する書院で1665年に創建された。書院自体は現在、大邱の北部に移転しているが、この創建の地に景仰門、講堂、祭需庁といった歴史的な建物が残されている。中に入ると、大邱の街なかにあるとは思えない、ゆったりとした空気が流れている(図2)。

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図2 亀岩書院

  • 三星商会創業の地: 韓国最大の財閥、サムスングループは1938年に大邱で設立された。現在のサムスンは家電や電子部品などをはじめとしたグローバル企業であるが、当初は製麺、製粉を業としていたそうである。その創業の地が公園として整備されており、壁には当時の建物がレリーフとして表現されている(図3)。公園の近くにある、オートバイや電動工具屋がずらりと並ぶオートバイ通りを抜けると(図4)、サムソン創業者の家がある。

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図3 三星商会創業の地

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図4 オートバイ通り

  • 北城路: 北城路の辺りは大邱産業工具通りと呼ばれ、韓国の工具流通を支えてきた地。その歴史を伝えようと、1930年代に米倉庫として建てられていた和風建築を改装して、2013年に北城路工具博物館がオープンした。近くには、近代建物をリノベーションしたミックスカフェ(図5)。RC造と木造がつながった、不思議な空間。いずれも、昭和の懐かしい匂い。

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図5 北城路のカフェ

  • 大邱ハル: 韓日交流の拠点として2015年2月にオープンした、日本訪問者センター。様々な年代の古地図が2000冊余の日本語書籍と共に展示されている(図6)。

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図6 大邱ハル

  • 大邱近代歴史館: 朝鮮殖産銀行 大邱支店として1932年に完成した建物をリノベーションして、2011年にオープンした。銀行の近代建築らしく、堅牢でありながら優美さを感じさせる。日本統治時代の繁華街をバーチャル体験できるシアターが見もの。
  • 慶尚監営公園: 1601年、慶尚道の行政の中心地は、安東から大邸に移された。慶尚監営公園はその行政府があった地。宣化堂は慶尚道観察使の執務室だった建物。街なかの貴重なオープンスペースでもある(図7)。

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図7 慶尚監営公園

慶州

ポストカンファレンスツアーで慶州へ。日本の奈良と似ているといわれる歴史都市。人口は28万人。大邱から東へ50kmの位置にあり、バスで1時間ほどのところである。

「ポスト」カンファレンスツアーということであるが、このツアー中にもCAADRIAの将来運営のこと、研究発表についての質問、意見など「カンファレンス」に関する議論が続く。このツアーに参加するメンバーは、筆者も含めて、地元のメンバーが案内してくれるディープツアーへの期待と共に、国籍・年齢に関係なくCAADRIAをテーマに同じような関心を持つ仲間と交流できる期待があるようだ。

訪問は、釈迦の誕生日(旧暦4月8日とされる。2015年は5月25日)の頃であり、丁度韓国は三連休であった。そのため、沢山の灯籠で色鮮やかであり、大勢の人々でにぎわっていた。

  • 佛國寺: 佛國寺は、慶州に都が置かれた統一新羅時代(676-892)に創建されたとされる、韓国を代表する仏教寺院。日本でいえば東大寺が創建された時代である。慶州市街の東、吐含山に位置する(図8)。山門をくぐり緑豊かな境内をしばらく歩くと、安養門、紫霞門に出会う。この門は通常は閉鎖されているため、その脇の坂道を上がり、寺の本殿となる大雄殿に入る。大雄殿の境内には、多宝塔と三層石塔が置かれているが、後者は修理中であった。多宝塔は新羅時代の一般的な石塔と比較すると特異な形である(図9)。

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図8 佛國寺

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図9 佛國寺多宝塔

  • 石窟庵: 石窟庵は、佛國寺と同時代に築かれた。佛國寺よりさらに山奥にある。駐車場から深い森の山道を歩いて本堂へ。御堂は露出した状態で発見された石窟部分を覆うため、後世に作られたらしい(図10)。内部は撮影禁止であり、前方が四角、後方が丸い平面構造が興味深い。暗い洞の中に鎮座した釈迦如来は白く優しいお顔で美しかった。御堂は一番高所にあるため、眼下に眺める風景が気持ちいい。CAADRIAメンバー有志で修繕用の瓦を寄贈した(図11)。広場は、色鮮やかな沢山の灯籠で埋め尽くされており、フォトジェニックな風景となっていた(図12)。

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図10 石窟庵 御堂

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図11 瓦の寄贈

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図12 石窟庵 境内にて

  • 良洞村: 慶州中心部から北へ25kmに位置する、伝統民俗村。雪蒼山の麓の緩やかな丘陵地に沿うように集落がある(図13)。500年以上前の朝鮮王朝を支えた両班という官僚を多く輩出した村。朝鮮王朝時代の家屋がほぼそのままの状態で残されており、茅葺き屋根の優しい自然曲線が続く集落風景が印象的である。丘の上には瓦屋根の家、下に行くほど茅葺き屋根の家になっている。一番高所にある、孫家の庭は一般開放されており、見学させて頂くことができた(図14)。

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図13 良洞村

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図14 良洞村 孫家

 

来年、2016年のCAADRIA2016はオーストラリア・メルボルンにて!
See you in Melbourne!

日本建築学会 第38回情報・システム・利用・技術シンポジウムが終わりました。

f:id:fukuda040416:20151212131003j:plain38年目を迎えた、情報・システム・利用・技術シンポジウム(主催:日本建築学会 情報システム技術委員会)が12月10日(木)、11日(金)の2日間、建築会館(田町)で開催されました。論文20編(査読付き)、報告55編(査読なし)の発表の他、企画シンポジウムが開催されました。人工知能やシンギュラリティの現状について楽しく勉強させて頂きました。

■企画パネルディスカッション「建築情報学セミナー 20年後の世界と建築」

★12月10日(木)14:00~17:00
松原仁公立はこだて未来大学)「人工知能はどこまで来ているか」
斉藤精一(ライゾマティックス)「メディア・アートの最先端」
徳田英幸慶應義塾大学)「もののインターネット(IoT)がもたらす社会」
・モデレーター 小渕祐介東京大学

★12月11日(金)15:00~18:00
広口正之リコージャパン)「シンギュラリティ(技術的特異点)の到来」
豊田啓介(ノイズ アーキテクツ)「建築情報学と建築実務」
伊藤史人島根大学)「福祉情報工学によるグーグル・インパクトチャレンジ」
・モデレーター 池田靖史慶應義塾大学

■論文/報告発表講演

建築計画,生産・BIM,構造,人間科学,知的システム・シミュレーション,空間解析・画像,都市計画

■小委員会企画研究集会・オーガナイズドセッション

デザイン科学の方法と展開
建築・人間の時間変化データのセンシング
GISによる地域空間情報の応用と展開

研究室からは下記の3件を発表しました。PDFをリンクしておきます.

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■懇親会の様子。今年からオープン形式で情報シンポ参加者が誰でも参加できるようになりました。僭越ながら一本締めの大役を仰せつかりました。登壇しているのは学生さんたちです。

都市とITとが出合うところ 第21回 CAADRIA2015×大邱(2)

「都市とITとが出合うところ」第21回は5月に韓国・大邱で開催されたCAADRIA2015の2回目となります。

PDF: http://y-f-lab.jp/fukudablog/files/1512machinami_FukudaFinal.pdf

CAADRIA2015での発表内容

 前回は韓国・大邱で開催されたCAADRIA2015の学会運営の様子を紹介した。今回は、CAADRIA2015での筆者らの発表内容を概説しよう。発表タイトルは「Development of a Kinematic Physical Model for Building Volume Simulation:建物ボリュームシミュレーションのための動的な模型の開発」である[1]。

研究の背景と目的

 建築や都市の三次元空間を表現するために模型などの物質的なモデルやVRなどの仮想的なモデルが使用される。模型は、複数のユーザが任意の視点から同時に検討可能なこと、設計対象やその配置を直接触れながら操作できることなどの利点がある一方で、歩行者視点からの検討が困難であること、縮尺や模型材料による表現の限界などの課題を抱える。VRは、歩行者や運転者のアイレベルからの検討が容易であること、人や車などの動的な表現が可能であることなどの利点がある一方で、ユーザが同時に検討可能な視点は通常1ケ所に限られること、直接触れることができないなどの課題を抱える。このように、模型とVRは異なる特徴があり、現状では検討内容やプレゼンの目的に応じて併用されている。

 一方、模型とVRの両者を使用すると、それぞれを別工程で制作する必要があり、手間とコストがかかる。また、検討プロセスで設計変更が発生した場合、模型とVRの修正作業を迅速にすることは困難である。この問題解決のために、3次元仮想モデルから模型を出力する3Dプリンターが実用化されているが、現状での出力速度は高さ方向に約30mm/時であり迅速な出力は困難である。

 そこで本研究は、模型とVRをデータレベルで同期させながら、3次元仮想モデルの内容に応じて、様々な規模や高さの建物ボリュームを動的に表現するシステムの開発を目的とした。動的模型の設計と制作には、機械工学、電気工学、建築工学の知識を集めながら実施した。

動的模型の概要:ハードウェア

 研究目的を達成するために、個別に高さが変更可能なロッドが密集する動的模型を構築した(図1-3)。

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図1 動的模型のスケッチと実装に使用したデバイス

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図2 動的模型システム:(左上)平面図;(左下)立面図;(右上)全体像;(右下)ボリューム表示例

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図3 ハード詳細:(左)ロッド昇降用モータ列部分詳細;(右上)モータ駆動回路図;(右下)フレームとストッパー

 ロッドはグリッド状に配置され、平面上の各位置の高さを決定する最小単位となる。動的模型はPCと接続されており、3次元仮想モデルより動的模型の各ロッドの位置に対応する高さを算出して、その高さまで各ロッドを昇降させることで、都市のボリューム模型を表現する。

 動的模型は、出力ボード、端子台、ロッド昇降用モータ列、ラックギア、ストッパー、電動スライダ、ロッド、ソフトウェアで構成される。出力ボードはPCに接続されており、端子台を介して出力ボードと電動スライダ、ストッパーと接続されている。ロッドの昇降は、ロッド昇降用のモータ列ごとに一列ずつ行われる。昇降が完了した列のロッドはストッパーによって順次固定される。

ロッド昇降用のモータ列とストッパーにはステッピングモータを採用した。ステッピングモータは、ステーターと呼ばれる複数の電磁石、ローターと呼ばれる永久磁石で構成される。ステーターに電圧をかけて帯磁させるとローターが吸着されて、回転する仕組みである。ステーターを帯磁させる順番は、パルスと呼ばれる周期的な電圧変化で行われる。パルスの波形によって、正転、逆転させることができ、また、1パルスあたりの回転角が決まっているために、パルスの回数によって正確に制御できる。さらに、前述したパルスによる回転制御に加えて、ステーターのうちの一つの電磁石に通電し続けることによってローターがステーターに固定されて、ブレーキが発生する。

プロトタイプシステムとして、一辺20mmのロッドを、ロッド一列あたりのロッドの本数を15本、ロッド列を7列として、計105本配置した。

動的模型の概要:ソフトウェア

 開発したソフトウェアは、ロッド高さ算出プロセス(3次元仮想モデル入力後、各ロッドの中心座標での高さを算出)とロッド昇降プロセス(ステッピングモータを駆動させてロッドを昇降)がある。

 ロッド高さ算出プロセス:まず、VRデータに記述されている各オブジェクトの最上面Ftを抽出する。次に、各オブジェクトの最上面Ftと、ロッド中心RRodXRodY)との内外判定を行い、ロッド中心Rが最上面Ftの内側に存在するすべてのロッドを抽出して、それらのロッドを上昇させる高さHとして最上面Ftの高さを取得する。最後に、Hを、ステッピングモータの1ステップでの上昇量Hsで除して、モータを駆動させるステップ数を算出する。

 ロッド昇降プロセス:まず、ロッド昇降用モータ列を電動スライダの原点に平行移動させて、初期化する。そして、ロッド昇降用モータ列がロッド列の真下に位置するようにする。次に、ステッピングモータをロッド高さ算出プロセスで算出されたステップ数を回転させてロッドを上昇させた後、ロッドが落下しないようにステッピングモータに通電し続けてブレーキを発生させる。さらに、フレームに取り付けられたステッピングモータでストッパーをスライドさせて、ロッドを固定する。そして、モータのブレーキを解除する。最後に、ロッド昇降用モータ列を次のロッド列に平行移動させる。以上の処理を各列に対して実行する。

動的模型の評価:方法

 プロトタイプシステムを評価するため、高さ4mから10mの建物8棟が建ち並ぶ仮想街区(街区サイズ:38m×18m)のVRモデルを動的模型に入力して、精度検証と出力時間の測定を実施した。

 精度検証は、出力する模型の縮尺率を1/100として、平面上の位置と高さについて理論値と実測値とを比較した。平面上の位置検証は、理論上導かれる建物四隅の座標のうち、水平・垂直方向それぞれの最大・最小値を理論値として、対応するロッドの隅と原点との距離を実測値として比較した。高さの検証は、上昇した全てのロッドに対して、理論値と実測値との差の絶対値を算出した。

 出力時間の測定は、ソフトウェアを起動してから、7列目のストッパー用ステッピングモータが動作を停止するまでの動作を3回実行して、その所要時間をストップウォッチで計測した後、平均を算出した。

動的模型の評価:結果とまとめ

 1/100で出力した結果、平面上の位置誤差は最小0mm、最大25mm、平均7.90mmであった。ロッドの一辺が20mmであり、VRデータ面とロッドとの内外判定にロッドの中心座標を用いたことから妥当な値であると考えられるが、従来の模型と比較すると誤差は大きい。今回はモータ等の寸法の制約からロッド寸法を20mmとしたが、従来の模型の表現に近づけるためにはロッドをより細くする工夫が求められる。

 高さ方向の誤差は、最小0mm、最大5mm、平均は1.17mmであった。実スケールに換算すると最大50cm、平均11.7cmの誤差が発生することになる。1mm程度の誤差は人間が模型を制作する過程で発生する誤差と同程度であり、設計の初期段階で都市ボリュームを把握する際の大きな障害とはならないと考えられる。

 出力時間は2’00”3であった。開発した動的模型は、短時間で出力可能であることが確認できた。

 今後は、ロッド寸法をより小さくできるような機構の検討が必要である。さらに、ボリューム表現のみならず、立面情報を含むより高度な表現が可能なシステム構築を目指したい。

参考文献

[1] Tomohiro Fukuda, Toshiki Tokuhara, Nobuyoshi Yabuki, Development of a Kinematic Physical Model for Building Volume Simulation, Proceedings of the 20th International Conference on Computer-Aided Architectural Design Research in Asia (CAADRIA2015), 241-250, 2015.

大阪府建築士事務所協会誌「まちなみ」2015年12月号

 

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都市とITとが出合うところ(1-20回)

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ふくだぶろーぐ - 都市とITとが出合うところ 第11回 金勝×クラウドVR

ふくだぶろーぐ - 都市とITとが出合うところ 第10回 西の湖×高精細シアター型VR安土城

ふくだぶろーぐ - 都市とITとが出合うところ 第9回 繖山×VR安土城タイムスコープ

ふくだぶろーぐ - 都市とITとが出合うところ 第8回 彦根×点群のポリゴン化システム

ふくだぶろーぐ - 都市とITとが出合うところ 第7回 小谷城と都市プレゼンテーションシステム

ふくだぶろーぐ - 都市とITとが出合うところ 第6回 菅浦

ふくだぶろーぐ - 都市とITとが出合うところ 第5回 淀川北源

ふくだぶろーぐ - 都市とITとが出合うところ 第4回 竹生島

ふくだぶろーぐ - 都市とITとが出合うところ 第3回 針江

ふくだぶろーぐ - 都市とITとが出合うところ 第2回 坂本と堅田

ふくだぶろーぐ - 都市とITとが出合うところ 第1回 近江八景@大津

五箇山・村上家(富山県南砺市)プロジェクト: 3DCGショートムービーがYoutubeで公開されました。

youtu.be

夏から進めてきた五箇山・村上家(富山県南砺市)プロジェクト。YouTubeで此度公開のはこびとなりました。僭越ながら監修を仰せつかって参りまし た。

少し前の時代の村上家を、現地測量と図面から3Dモデルを作成。シナリオに従いCGショートムービーを作成して、合掌造りの構造や暮らしぶりを解説し ようという試みです。

ともすれば見過ごされがちな、また、現物を眺めるだけでは深く理解しにくい地域資源。例えば「合掌造り」の名前は有名ですが、その名前を表す大きな三角屋根は、やじろべえのように支点を定めて1階の軸組みの上に載せてあるだけで固定はされていないのです。が、現物を見てもその接合部の様子に気づかれる方は意外と少ないのでは?

現存している内にデジタル保存すると共に、まち づくり・観光・教育などの多分野に、CG・VRなどのマルチメディアで活用できれば幸いです。


3D digital reconstruction of World Cultural Heritage, Gokayama, Nanto-city, Toyama

日本建築学会 第38 回 情報・システム・利用・技術 シンポジウム「情報技術から建築学を拡張する領域融合へ」(2015年12月10・11日)

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早いもので、2015年もあと2ヶ月となりましたね。例年通り、12月10・11日に開催される、日本建築学会 第38回 情報シンポのご案内をさせて頂きます。例年と異なる主な変更点は下記となります。

  1. 今年は、株式会社アプリクラフトオートデスク株式会社グラフィソフトジャパン株式会社株式会社フォーラムエイト 様より、協賛を頂きました。御礼申し上げます。そのこともあり、懇親会も例年のようなクローズド形式ではなく、情報シンポ参加者がどなたでも懇親会に参加できるオープン形式 にしました。貴重な機会、交流を深めて頂ければ幸いです。
  2. 企画パネルディスカッション「建築情報学セミナー 20年後の世界と建築」と題して、少し先の将来を見据えて議論する内容としております。詳しくは下記をご覧ください。
  3. 今回より、事前申し込みサイトをご用意しましたので、先着順となっております。ウェブサイトより、お申し込みをお願いします。事前申込みウェブサイトは、

    goo.gl

  4. 研究室より、修論生3名がAR, 緑視率, 温熱環境VRに関して研究発表します。研究内容をご聴講頂き、ご批評賜れば幸いです。

***
日本建築学会 第38 回 情報・システム・利用・技術 シンポジウム

「情報技術から建築学を拡張する領域融合へ」

日本建築学会 情報システム技術委員会は、建築学会の中でも分野横断的な研究を推進し幅広い研究者間の交流を促進してきました。情報技術の発達を背景に、 建築学の様々な分野での情報技術の利用が一般化した一方で、建築行為を含む社会全体のしくみや職能さらにはデザイン行為や建築とは何かという根源的な問い に至るまで、幅広い変革と融合が起きています。建築学の研究分野の横断的融合だけではなく、建築分野を超える多様な学問領域への広がりを意識し、シンポジ ウム全体として情報技術を通じた横断的融合を捉えたいと思います。

■会期:2015 年12 月10 日(木)~ 11 日(金)
■会場:建築会館ホール+本会会議室(東京都港区芝5-26-20)
■定員:200 名(事前申込者優先。定員に達しない場合の当日申込みは会場先着順)
■論文/報告発表講演:構造、空間、建築計画、都市・GIS、景観、教育、情報技術、行動モデル・避難モデル、BIM

<小委員会企画オーガナイズドセッション>
GIS による地域空間情報の応用と展開(地域空間情報モデリング小委員会)
②デザイン科学の方法と展開(デザイン科学教育方法研究小委員会)
③建築・人間の時間変化データのセンシング(感性システムデザイン研究小委員会+スマート建築モニタリング応用小委員会)
④アルゴリズミック・デザインとその周辺(アルゴリズミック・デザイン小委員会)

■参加費:(1)DVD 資料あり参加費 会員 8,000 円、会員外 9,000 円、学生 5,000 円 (2)DVD 資料なし参加費 会員 3,000 円、会員外 4,000 円、学生 1,000 円

※会期中一度のお支払いで、両日とも参加可能です。上記参加区分(1)(2)ともに、全プログラムへの参加が可能です。 ※論文/報告発表者は参加区分(1)の参加費をお支払いください。

■事前申込みウェブサイト:

goo.gl

■企画パネルディスカッション「建築情報学セミナー 20年後の世界と建築」

情報技術全体の能力の級数的な自己進化が続けば、そう遠くない未来に人類を凌駕するすると予測されています。 これまでも情報化により解体されて来たと言われて来た建築の存在も、さらに根底からの変革を迫られるのではないでしょうか。情報技術による領域融合で、 20 年後を意識した建築分野の「情報学」の確立を目指し、あえて未定義の「建築情報学」を掲げ、情報技術の先端分野においてこれから20年の変革を語るパネ ラーを2日間連続で招待し、建築分野のモデレーターを介して、世界と建築の未来を議論したいと思います。

★12月10日(木)14:00~17:00
松原仁公立はこだて未来大学)「人工知能はどこまで来ているか」
・斉藤精一(ライゾマティックス)「メディア・アートの最先端」
徳田英幸慶應義塾大学)「もののインターネット(IoT)がもたらす社会」
・モデレーター 小渕祐介(東京大学

★12月11日(金)15:00~18:00
・広口正之(リコージャパン)「シンギュラリティ(技術的特異点)の到来」
・豊田啓介(ノイズ アーキテクツ)「建築情報学と建築実務」
・伊藤史人(島根大学)「福祉情報工学によるグーグル・インパクトチャレンジ」
・モデレーター 池田靖史(慶應義塾大学

■情報シンポジウム懇親会 12月10日(木)17:30~20:00(建築会館ホール) 
懇親会参加費1000 円 学生無料。
*シンポジウム参加者が対象です。懇親会のみの参加はできません。当日受付は【先着順】です。

■主催:日本建築学会情報システム技術委員会 
■協賛:

applicraft.com/アプリクラフト〔applicraft website〕

www.autodesk.co.jp

www.graphisoft.co.jp

www.forum8.co.jp

世界遺産登録20周年記念 五箇山合掌造り集落 村上家3DCGムービーが完成しました。

prtimes.jp

今年は、富山県五箇山岐阜県白川郷の合掌造り集落が世界遺産に登録されて20周年。その流れを受けて、最先端表現技術利用推進協会メンバーと取り組んできた、五箇山合掌造り・村上家の3DVRアーカイブスが此度完成しました。最先端3D技術で、五箇山の価値の高い文化資産の継承や普及、啓蒙を進めていきたい。

などで公開して参ります。宜しくお願いします!

「都市の鍼治療」講演会のビデオが公開されました。

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1か月前に実施した「都市の鍼治療」講演会の模様がハイライフ研究所さまのサイトでたったいま公開されました。ご笑覧頂けましたら幸いです。
The video about "Urban Acupuncture" public lecture on Sep.29 has been released on Research Institute for High Life website.
服部圭郎先生: コーディネイト、熊倉さん: レコーディングとエディティング、ありがとうございました。

www.hilife.or.jp

 

www.hilife.or.jp


★Urban Acupuncture 2015 by Fukuda:
- 高松4町パティオ (Small patio in Takamatsu, Japan)
- ヴォロスの小広場 (Small patio in front of Kritsa Hotel & Restaurant, Greece)
- ミンホカオ (Parque Minhocao, Brazil)
- ウィーン経済大学 (Wirtschaftsuniversitat Wien, Austria)
- 船場センタービル外壁リニューアル (Semba Center Building Facade Renovation, Osaka)
- 膜材料の進化と使い方の変更 (Membrane as new Architectural Material)
- 淀川水系日吉ダム (Hiyoshi Dam, Yodo Riverine System)
- 神戸の夜間景観再形成 (Nightscape Renovation, Kobe)
- 瀬戸内国際芸術祭 (ART SETOUCHI)
- ご来光カフェ (Happy Morning Riverside Cafe & Crusing)
- 北浜テラス (Kitahama Terrace)
- チャンバラ合戦 ~戦 IKUSA
- 利賀芸術公園 (Toga Art Park, Toyama)
- 針江 生水の郷 (Harie Shozu no Sato, Shiga)
- VR安土城 (Virtual Reality Azuchi Castle, Shiga)

eCAADe2015国際会議@ウィーンでプレゼしたビデオが公開されました。

9月にウィーン工科大学で開催されたeCAADe2015国際会議で発表したビデオが公開されています。再生にはAdobe Flash環境が必要です。

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https://mh-engage.ltcc.tuwien.ac.at/engage/ui/watch.html?id=55b43624-7021-11e5-acf4-00190f04dc4c  (<- ビデオとスライドが2画面でみることができます)

播州弁の英語("Banglish" that I call means "Banshu" accented English of my hometown near Kobe and Osaka :-)ですが(笑)宜しければご覧ください。個人的には2度ほど笑いがとれたのでホッとしています。

Our presentation video in eCAADe2015, TU Vienna was released by organisation committee. Adobe Flash needs.

Title: Integration of CFD, VR, AR and BIM for Design Feedback in a Design Process(設計プロセスにおける設計フィードバックのためのCFD, VR, AR, BIMの統合)

Authors: Tomohiro Fukuda, Keisuke Mori, Jun Imaizumi

都市とITとが出合うところ 第20回 CAADRIA2015×大邱(1)

「都市とITとが出合うところ」第20回は5月に韓国・大邱で開催されたCAADRIA2015をご紹介します。

PDF: http://y-f-lab.jp/fukudablog/files/1511machinami_FukudaFinal.pdf

CAADRIA

"Publish or Perish"(発表か、死か)というフレーズを出すまでもなく、研究者は成果を学術論文として発表し続ける宿命にある。論文を発表し研究者と議論する場の一つに、国際会議がある。大観光・大交流の時代といわれる現代、ビジネスイベントの観点からも、MICE(Meeting 会議・研修, Incentive 招待旅行, Conference 国際会議, Exhibition 展示会)という言葉が市民権を得てきた。

風薫る2015年5月、デジタル建築・都市設計技術に関する国際会議「CAADRIA2015(The 20th International Conference on Computer Aided Architectural Design Research In Asia)」が韓国・大邱にある慶北大学校(Kyungpook National University)で開催された(図1)。今回は学会の大まかな流れについてご紹介しよう。

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図1 慶北大学校

CAADRIA(Computer Aided Architectural Design Research In Asia)は、デジタル時代の建築・都市や建築・都市設計に関する研究と応用に関する学会である。アジア各国の大学がホストとなり、世界中からの参加者を迎えて情報交換する場を作ろうと、大阪大学の笹田剛史先生、香港大学のThomas Kvan先生、シドニー大学のJohn Gero先生らが呼びかけて1996 年に誕生した。早いもので、今回は20回目の記念大会を迎えた。

過去20年間に主催したホスト大学を以下に示そう。実は、シンガポールを除いて、同じ大学では開催していない。これは、CAADRIAの輪をできるだけ拡げていこうとする当初からのコンセプトに依るものである。

CAADRIA2015で募集された論文

CAADRIA2015のテーマは、「Emerging Experiences in the Past, Present and Future of Digital Architecture」であり、以下のサブテーマに関する論文が募集された。

  • Collaborative and Collective Design(協調設計、共同設計)
  • Human-Computer Interaction(人間とコンピュータの対話)
  • Generative, Algorithmic and Evolutionary Design(生成的、アルゴリズム的、進化的設計)
  • Virtual/Augmented Reality and Interactive Environments(人工現実感、拡張現実感、相互作用的環境)
  • Simulation and Visualization(シミュレーションと可視化)
  • Practice-Based and Interdisciplinary Computational Design Research(実務ベース、学際的なコンピュータ設計研究)
  • Building Information Modeling(BIM)
  • Computational Design Research and Education(コンピュータ設計研究と教育)
  • Design Cognition(設計の認識)
  • Computational Design Analysis(コンピュータ設計解析)
  • Digital Fabrication and Construction(デジタル製作と建設)
  • Architectural Materials and 3D Printing(建築材料と3Dプリンティング)
  • Virtual Architecture and City Modeling(仮想建築と都市モデリング
  • Theory, Philosophy and Methodology of Computational Design Research(コンピュータ設計研究の理論、哲学、方法論)

CAADRIA2015の開催は2015年5月中旬であったが、その準備のため、前年7月頃より論文募集(Call for Papers)が始まり、論文著者は9月上旬までに梗概論文(Abstract)を投稿する(Abstract Submission)。そして、論文査読委員会(Paper Selection Committee)のメンバーが投稿されたAbstractを査読して、次の段階であるフルペーパー(Full Paper)の投稿に向けて、提出されたAbstractを受理する(Accept)か却下する(Reject)かを判定の上、著者に結果を通知する(Notification of Abstract Acceptance)。

次に、Abstractが受理された著者は、12月中旬までにFull Paperを投稿する(Full Paper Submission)。それを論文査読委員会が再び査読して、論文集掲載に向けて受理するか却下するかを判定の上、著者に結果を通知する(Notification of Full Paper Acceptance)。

論文が受理された著者は、査読結果を基に修正を施し、最終原稿(Camera-ready Copy)を送付する。このようなフローで受理された論文は論文集(Proceedings)に掲

載され、論文発表に至る。

CAADRIA2015での論文投稿・査読の各段階の数字は以下の通りである。最終的に計82編の論文発表があった。これにポスター発表25編が加わった。

  • Abstract Submission: 246
  • Abstract Acceptance: 185
  • Full Paper Submission: 107
  • Full Paper Acceptance: 92
  • Publication: 82

論文は学会論文集(Proceedings)に掲載される他、Scopus、EI Compendex、CuminCADなどの学術論文データベースにIndexされる。近年ではGoogle Scholar、Research Gate、Academia.eduなどのサイトでも論文にアクセスできるようになってきた。

CAADRIA2015の行事

CAADRIA2015のメイン行事、カンファレンスは3日間行われ、研究発表の他、オープニングセレモニー(ホスト大学からの挨拶、参加者の紹介など)、3名の基調講演、集合写真撮影会(図2)、ランチ、コーヒーブレイク、レセプション(歓迎会)、カンファレンスディナー(図3)、クロージングセレモニー(年次総会と表彰式)などが行われる。

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図2 CAADRIA2015集合写真

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図3 カンファレンスディナー

カンファレンスディナーは、ホスト大学の腕の見せ所。そのため、ホストはCAADRIAに参加しなければ体験できないようなイベントを入念に準備する。今年は、大邱郷校(Daegu Hyanggyo)にて。昔の儒教の学校の庭、それも都会のオープンスペースで学会の交流会を行うとは!CAADRIAのカンファレンスディナーは伝統的にアットホームな雰囲気で、初めて参加したメンバーはカンファレンスディナーを通じて他の参加者と打ち解けていく。そして翌年も参加しようと思えてくれれば学会としては嬉しい限りである。

カンファレンスの前日は、ワークショップが開催され、CAD/BIM、VR/AR、プログラミング、電子工作、3Dプリンターなどのデジタル技術を駆使して建築や都市の作品を創りながら、それらの技術の習得に励んだ(図4)。

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図4 ワークショップ

カンファレンスが終わると、ポストカンファレンスツアーとして、学会終了後開催地を巡るエクスカーションが用意されていることが多い。これは単なる物見遊山ではなく、建築・都市とICTを専門とするメンバー達がワクワクするような訪問先が企画されている。カンファレンス期間中は、皆発表の準備や学会の運営に忙しく、ゆっくりと話す機会が持てないものだが、このポストカンファレンスツアーに参加することで、より深く交流が行える。そこで友達になって、それぞれの国に帰ってからもメールやSNS(Social Networking Service)で写真やビデオを交換したりと交流は続く。

計82編の研究発表はテーマ毎のセッションに分かれて行われ、プレゼン後、発表内容に対するディスカッションが行われる(図5)。ディスカッションは日本国内で行われる会議よりもかなり活発で、セッションの間のみならず、セッション終了後のコーヒーブレイク、カンファレンスディナー、あるいはポストカンファレンスツアーの期間中にまで及ぶ。今回は小生のセッションの後で部屋に居残って30分以上も議論した。ホワイトボードまで使い、まるで放課後の補習のようであった(図6)。

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図5 筆者の論文発表

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図6 セッション終了後のディスカッション

参考文献

[1] CAADRIA: 

CAADRIA, the Association for Computer-Aided Architectural Design Research in Asia

(参照2015年10月6日)

大阪府建築士事務所協会誌「まちなみ」2015年11月号

 

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