「古い町家は魅力的」といわれるが，現代のライフスタイルにそぐわず、自動車や電化製品の利用にも不自由。建物の維持管理費もかかるので，古いものは大切だと分かっていながらも，その多くは現代住宅に建て替えられてしまう。
歴史のある町が抱える悩みだ。
内子では，広島大学工学部教授鈴木充氏（昭和52年当時）の提案により，道路に面した外観保存に重点を置き、奥の生活スペースは個人の自由に任せることで保存と生活の両立を図った。つまり，外部空間は伝統的な工法とデザインで復元しながら，内部空間は大胆に改造が施されることによって現代的な暮らしが作り出されている。
■八日市・護国町並保存センター。地域に住民が主体となり，町並み保存の普及や研究を行う施設。一般にも，町並み保存の歴史や仕組みについて紹介している他，建物の構造や道具なども紹介。町並保存会では「町並にゅーす」を年4回発行。
■市兼家保存修理。以前は住宅だったが，理容店に生まれ変わった。
次回は是非髪を切ってもらおう。
■御宿「月乃家」。2006年3月に開業した1日3組限定のお宿。
旅館のご主人＆おかみさんは，「うちこハローノート」でも紹介されている。
次回は是非泊めて頂こう。
