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福田知弘の公式ブログです。

首都ブラジリアその3:カテドラル、ドン・ボスコ聖堂。

ブラジリアの代表的な施設である、カテドラルとドン・ボスコ聖堂を紹介しよう。いずれも外観と内観では表情がかなり違う。その「差」が面白いんだ。

■カテドラル
オスカー・ニー・マイエル設計。外観は16本のコンクリート支柱に支えられたフォルムが特徴的。建物の高さは42mとのことだが、ブラジリア自体がスケールアウトした街であり、そんなに高さがあるようには思えない。スロープで一旦地下に下ってから入る内観は豪華な祭壇はなく、天井から吊るされた天使が舞う。支柱の間に設けられたステンドグラスを通して入る光がとても綺麗で明るい。4,000名収容できるそうだ。


ドン・ボスコ聖堂
ステンドグラスが神秘的な表情を作り出している。4隅にピンク色のステンドグラスが配されている他はすべてブルー。中央のシャンデリアが点灯されるとより幻想的らしい。


■参考文献:
・新建築1996年5月号,“オスカー・ニーマイヤーと語る−ブラジリアの40周年を前にして”,新建築, 1996.
・F. Richer & M. Fiegl,“BRASILIA 60 COLORFOTOS”,CEU AZUL DE COPACABANA.
Wikipedia ,“ブラジリア”, 2006.


※話は飛びますが、今は関西でのスポーツが面白いですよね。ゴルフの藍ちゃんは大学の隣のコース(茨木C.C.)でプレーしていますし、ハンカチ王子や愛ちゃんはのじぎく国体(高砂球場、豊岡市立総合体育館)で、そして甲子園は今日から最後の天王山ですね。目が離せません!