東京ミッドタウンに、デザイン施設「21_21 DESIGN SIGHT」が完成した。
訪問時、偶然にも、設計者・安藤忠雄さんが来られていました。
■外観はシンプルな平屋建て。施設のほとんどが地中に埋められている。特徴は屋根。三宅一生氏が取り組んできた「1枚の布」からヒントを得、一枚の鉄板で屋根をつくろうというもの。
■カフェ棟を見る。屋根は地面すれすれまで。
■屋根に近づく。仕上がりが非常に美しい。日本の施工精度は本当に素晴らしい。
■エントランス。内部は撮影禁止。
そのオープンを飾る特別企画は「2006年の現場 悪戦苦闘」として、本施設のデザインプロセスとそれに関わる図面・模型・写真・ビデオなど膨大な資料を展示されている。完成した姿を見ただけでは想像しずらい、また専門でない方にはブラックボックスである、設計の過程がよくわかる。アブダビ海洋博物館プロジェクトも紹介されていた。
一つのものを作り上げる難しさと完成時の感動が伝わってくる企画だ。
■ふくだぶろーぐ関連記事:
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