ふくだぶろーぐ

福田知弘(大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻)のオフィシャルブログです。

CAADRIA2018国際会議@北京: ShortPaper, Posterの〆切は2月12日です

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建築・都市分野のコンピュータに関する国際会議CAADRIA(Computer Aided Architectural Design in Asia)は今年5月17-19日、北京・清華大学で開催されます。この学会に向けて、Paper Selection Committee Chair(論文選考委員長)を仰せつかり、日々、仕事に励んでいます。

既に、査読付きのFull Paperの募集は終わりましたが、Short PaperとPosterの募集が行われています。〆切は2月12日です。以下、募集が終わった内容を省いて掲示しておきます。どうぞよろしくお願いします。

CAADRIA 2018 CALL FOR PAPERS
The 23rd International Conference on Computer-Aided Architectural Design Research in Asia

17-19 May 2018
Tsinghua University, Beijing, China
http://www.caadria2018.org

Conference Theme: 
Learning, Prototyping and Adapting

Rapidly evolving technologies are increasingly shaping our societies as well as our understanding of the discipline of architecture. Computational developments in fields such as machine learning and data mining enable the creation of learning networks that involve architects alongside algorithms in developing new understanding. Such networks are increasingly able to observe current social conditions, plan, decide, act on changing scenarios, learn from the consequences of their actions, and recognize patterns out of complex activity networks. While digital technologies have already enabled architecture to transcend static physical boxes, new challenges of the present and visions for the future continue to call for both innovative responses integrating emerging technologies into experimental architectural practice and their critical reflection. In this process, the capability of adapting to complex social and environmental challenges through learning, prototyping and verifying solution proposals in the context of rapidly shifting realities has become a core challenge to the architecture discipline.

Supported by advancing technologies, architects and researchers are creating new frameworks for digital workflows that engage with new challenges in a variety of ways. Learning networks that recognize patterns from massive data, rapid prototyping systems that flexibly iterate innovative physical solutions, and adaptive design methods all contribute to a flexible and networked digital architecture that is able to learn from both past and present to evolve towards a promising vision of the future.

CAADRIA 2018 invites original high quality papers and posters presenting current computer-aided architectural design research in a general sense, accommodating a broad spectrum of approaches ranging from speculative, informal investigations to conventional scientific research, including but not limited to the following topics:

- Computational design research and education
- Computational design analysis
- Generative, algorithmic and evolutionary design
- Digital fabrication and construction
- Collaborative, collective and participative design
- Design cognition
- Virtual/augmented reality and interactive environments
- Virtual architecture and city modeling
- Human-computer interaction
- Ubiquitous and mobile computing
- Practice-based and interdisciplinary computational design research
- Theory, philosophy and methodology of computational design research
- Simulation and visualization
- Building Information Modelling
- AI for design and built environments
- IoT for built environments
- Smart cities and smart buildings

Besides the above specific theme, CAADRIA 2018 invites short papers on general topics in computational design research, and posters on digital architectural design works that have been constructed. Young researchers currently involved in postgraduate studies are invited to submit their work-in-progress research papers to the Postgraduate Student Consortium.


IMPORTANT DATES

 

SASADA AWARD
Sasada Award Nomination: 30th November 2017
Notification of Acceptance: 1st February 2018
Submission to: sasada@caadria.org

POSTGRADUATE STUDENT CONSORTIUM
For young researchers currently involved in postgraduate studies.
Postgraduate Student Consortium Submission: 31st March 2018
Submission of work-in-progress research papers to: pgsc@caadria-review.org

POSTERS AND SHORT PAPERS
Poster and Short Paper Submission: 12th February 2018
Notification of Poster and Short Paper Acceptance: 4th March 2018
Poster and Short Paper Submission: caadria2018@126.com

PRE-CONFERENCE WORKSHOPS
Workshop Proposal Submission: 15th January 2018
Notification of Workshop Proposal Acceptance: 31st January 2018
Call for Workshop Participants: 1st February 2018
Workshop Proposal Submission: caadria2018@126.com

CONFERENCE
Conference website: www.caadria2018.org
Contact conference organizer: caadria2018@126.com

Committees
CAADRIA 2018 Paper Selection Committee
Tomohiro Fukuda, Chair (Japan)
Weixin Huang (China)
Patrick Janssen (Singapore)
Kristof Crolla (Hong Kong)
Suleiman Alhadidi (Australia)
Submission inquiries: psc@caadria-review.org

CAADRIA 2018 Short Paper Selection Committee
Weixin Huang, Chair (China)
Mani Williams (Australia)
Dan Luo (China)
YiXin Wu (Taiwan)
Submission inquiries: caadria2018@126.com

CAADRIA 2018 Postgraduate Student Consortium Committee
Dagmar Reinhardt, Chair (Australia)
Submission inquiries: pgsc@caadria-review.org

CAADRIA 2018 Local Organizing Committee
Weiguo Xu (Chair)
Weixin Huang
Yuguang Liu
Yufang Zhou
Feng Xu
Lei Yu
Contact : caadria2018@126.com

CAADRIA INFORMATION
www.caadria.org

建築学会 情報シンポ 2017の動画をアップしました!

少し時間が経ちましたが、2017年12月に建築会館(東京・田町)で開催された日本建築学会 情報シンポ2017(第40回 情報・システム・利用・シンポジウム)の基調講演4題とオープニング・クロージングセッションの動画をYoutubeにアップしました!今年度から伝統ある情報シンポを企画する主査(=世話人)を仰せつかっております。

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TwitterFacebookを随時アップしています。是非、ご覧ください。

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都市とITとが出合うところ 第47回 VRサマーワークショップ イン ボストン (2)

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VRサマーワークショップ DAY1

VRサマーワークショップは、MIT産業学際会(ILP: Industrial Liaison Program)の会議室で行われた。チャールズ川とボストンの美しい街並みが広がる贅沢なロケーションである。

オープニング・トーク・セッションでは、フォーラムエイト代表取締役 伊藤裕二氏、MIT産業学際会代表 カール・コスター氏、MIT産業学際会所長 矢野敬二氏が、ウェルカム・スピーチを行った(図1)。

World16セッションでは、小林佳弘氏(アリゾナ州立大学/アメリカ)の進行により、今回参加した11名のWorld16メンバーがそれぞれ、最近の研究成果とこのサマーワークショップで取り組む提案内容をプレゼンテーションした(図2)。プレゼンテーションの後、各メンバーは画用紙を手にして、2日間のワークショップで実施したい内容を詳しく書きこんでいった(図3)。

MITキャンパスのレストランで昼食した後、MITキャンパスツアーへ。MITメディアラボが入る、槇文彦氏が設計した新しい校舎は、屋内外ともにガラスを多用して透明感に溢れていた。レゴ社が寄贈した校舎の模型がユニーク(図4)。フランク・ゲーリー設計のスタタ・センターの内部には、以前、MITのシンボル・グレートドームの屋根に一夜にして置かれたとされるパトカーが飾ってあった。聞くと、当時は大騒ぎになった話だそうだが、遊び心に満ちたMITの学生によるいたずら話。グレートドームに置かれたのは、本物のパトカーではなく、原寸大の模型なのだそうだ。グレートドーム付近では、夏休み真っ只中ということもあり、アジア各国を中心として高校生たちがキャンパスツアーに訪れていた。チャールズ川をゆったりと歩いて(図5)、会議室に戻り、ワークショップを再開する。

World16の各メンバーが昼食前に作成した、ワークショップでの開発提案の画用紙を壁一面に張り出し、アイデアを順に披露していく。他のメンバーからの質問やコメントを基に、アイデアをブラッシュアップしていく。いわゆる、アイデアソンである(図6)。最終的には、テーマに共通性がありそうな提案を結び付けて、以下のようなチームおよびテーマとなった。

  • Thomas Tucker & Dongsoo Choi氏(バージニア工科大学/米国):短時間での点群データの取得と3Dモデル作成
  • Marcos Novak氏(カリフォルニア大学サンタバーバラ校/米国)×筆者:汎用画像処理シミュレーションフレームワーク開発
  • Kostas Terzidis氏(ハーバード大学/米国)×Amar Bennadji氏(ロバートゴードン大学/英国):適応的オーディオと拡張現実提供サービス構想
  • Matthew Swarts氏(ジョージア工科大学/米国)×Marc Aurel Schnabel氏(ヴィクトリア大学ウェリントンニュージーランド):協調設計プラットフォーム研究開発
  • Paolo Fiamma氏(ピサ大学/イタリア)×Ruth Ron氏(シェンカル工科デザイン大学/イスラエル):IM&VR nD情報オープンフォーマットと可視化機能開発
  • Wael Abdelhameed氏(バーレーン大学/バーレーン):UC-win/Roadマイクロシミュレーションプレイヤーを利用した遺跡発掘データの時系列表現

DAY2

DAY1で作ったチームに分かれて、各プロジェクトが具体的に始まった。作業がひと段落すると、ホワイエに出て、チャールズ川に浮かぶヨットやボートを眺めてリフレッシュ(図7)。昼食は集中力を切らさないように、会場までケータリング・サービスを依頼した(図8)。真剣に議論を続けるチーム、開発を始めるチームなどハッカソンの進め方は多様であった(図9)。

いよいよ明日DAY3はワークショップ最終日。夕方には成果をプレゼンテーションしなければならない。ホテルに戻ってからも、夜遅くまで、プロジェクトは続いた(図10)。

都市と建築のブログ Vol.40: 南京:多少楼台煙雨中 up!

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明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

都市と建築のブログ 第40回目(2018年1月号)は中国・南京をご紹介します。写真は、学会で訪問した南京大学。シンボル的な建物・北大楼はツタに覆われていました。

NAVERまとめにも都市と建築のブログの過去記事をアーカイブしています。

matome.naver.jp

■都市と建築のブログ バックナンバー

都市とITとが出合うところ 第46回 VRサマーワークショップ イン ボストン (1)

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World16 10周年
 2017年を振り返れば、建築・都市分野の方々と、BIM(Building Information Modeling)、コンピュテーショナルデザイン、i-Construction、VR(Virtual Reality)などの雑談をする機会が明らかに増えた。政府が発表したSociety5.0の実現には、ソフトウェア技術の大きな貢献が求められるが、ものづくりの現場ではソフトウェア・エンジニアが不足しており、ヘッドハンティングの依頼が増加していると聞く。2018年以降、建築・建設とITをつなぐスキルを有する人材の育成はますます求められてくるだろう。

 2017年は、世界各国の建築・建設・都市系研究者が会して、VRソフトウェアなどの3Dデジタル技術の実用化を考える研究会「World16」が結成されて丸10年を迎えた節目の年となった。2007年秋に8名のメンバーで構成される「World8」がスタートし、その後、メンバーが増えてWorld16となり、現在まで続いている。

 2017年7月、アメリカ・ボストンのマサチューセッツ工科大学(MIT: Massachusetts Institute of Technology)を舞台として、国際VRシンポジウム・第8回サマーワークショップ イン ボストンが開催された(図1)。VRサマーワークショップは、その年の11月に東京で開催される国際VRシンポジウムでの成果発表に向けて、World16メンバーが取り組むハッカソンである。

 サマーワークショップの開催地は、World16メンバーの活動拠点を中心に、これまで、アメリカ・フェニックス(2008年)、箱根(2009)、アメリカ・サンタバーバラ(2010)、イタリア・ピサ(2011)、ハワイ(2014)、ギリシャテッサロニキ(2015)、大阪(2016)で開催されてきた。そして2017年は、ボストンのMITで実施することになった。サマーワークショップ期間中、CPWC(Cloud Programming World Cup: 第5回 学生クラウドプログラミングワールドカップ)の予選選考会や、TV番組の取材などがあり、7か国から約40名が集まった。本稿では、サマーワークショップの舞台となった、ボストンをご紹介しよう。 

ボストン
 ボストンは、ボストン虐殺事件(1770年)、ボストン茶会事件(1773年)、アメリカ独立宣言(1776年)が読み上げられた旧州議事堂など、アメリカ建国に深く関わりのある古都である(図2)。また、アメリカ最初の公園(ボストンコモン 1634年)、最初の大学(ハーバード大学 1636年)、最初の植物園(パブリック・ガーデン 1837年)、最初の公立図書館(ボストン公共図書館 1848年)、最初の地下鉄(グリーンライン 1897年)など、アメリカでの最初の施設が作られてきた。近年では、都市再開発の試みとして、ファニエルホール・マーケットプレイスウォーターフロントでの歴史的建造物の保存・活用)、ビッグ・ディグプロジェクト(高速道路の地下化による都市分断解消と地上部の公共空間創出)などが進められてきた。隣接するケンブリッジと併せ、伝統ある大学が集まる世界有数の学園都市でもある。

 宿泊先のB&Bから、アメリカ初の地下鉄・グリーンラインに乗って、ボストンコモンへ。通常の地下鉄は、都市圏内で旅客の大量輸送を高速で行う、都市高速鉄道として整備されるが、このグリーンラインは、路面電車を直通運転させる目的で都心部が地下鉄化されたものである(図3)。そのため、地下鉄のホームは路面電車と同じく、線路敷とほぼ同じ高さ。そこに2両編成の路面電車が、ゴトゴトとやってくる。乗車した後も、普通の地下鉄よりはるかに遅く、地上の道路に沿った急カーブの地下トンネルをまるでテーマパークのアトラクションのごとく、進んでいった。パークストリート駅で降り、ボストンコモンからフリーダムトレイルを歩いてみる(図4)。

 フリーダムトレイルは、1951年創設と歴史あるトレイルコース。ボストンコモンからチャールズタウンのバンカーヒル記念塔までの全長4kmであり、これを辿ると、旧州会議事堂(図5)、ファニエル・ホール、オールドノース教会(図6)など、アメリカ建国の歴史にまつわる史跡16ヶ所を巡ることができる。道路には赤いレンガのラインが描かれており、地図を眺めなくても迷うことはない。道中、レンガと石造りの素敵な建物が並んでいる中で、まるで大阪ミナミにありそうな牡蠣の看板に出会えた(図7)。フリーダムトレイルの到着地・バンカーヒルから都心への戻りは、ウォーターシャトルを使ってみる。都心と水辺が近くて気持ちがいい(図8)。

 その他に出会ったボストンの素敵な風景。公共図書館の中庭に射し込むCGで描いたような太陽のスポットライト(図9)、高級店の集まるバックベイ地区のバックストリート(図10)、ボストンらしい建物に付けられた鉄骨の非常階段(図11)、コミュニティ・レンタサイクルでの通勤(図12)、そして、地元の農家や魚屋が入りイートイン・スペースもあるボストン・パブリック・マーケット(図13)。

PDF: http://y-f-lab.jp/fukudablog/files/1801machinami_FukudaFinal.pdf

大阪府建築士事務所協会「まちなみ」2018年1月号)

都市とITとが出合うところ 第45回 香港中文大学 国際研修プログラム2017 (3)

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ISP2017 @大阪・関西 その3

今年5月、香港中文大学 中國城市住宅研究中心が企画するInternational Study Programmes(ISP: 国際研修プログラム)の最終回。本稿では、香港と同様、小さな漁村から港町として発展してきた神戸の様子をご紹介しよう。神戸市役所、KIITO、旧居留地、メリケンパークを歩いて巡り、クルーズ船から神戸の夜景を楽しんだ。

先駆的な景観施策

神戸市は、1978年に神戸市都市景観条例が制定されて以来、神戸の恵まれた自然と海、坂、山という変化に富んだ地形を活かしながら、美しいまちなみの形成を図り、全ての人が住み続けたい、また訪れてみたくなる魅力あふれた都市の実現を目指してきた。以下が主な取り組みである。

  1. 地域・地区指定による景観形成: 景観計画区域、都市景観形成地域の指定、景観形成指定建築物等届出制度、伝統的建造物群保存地区
  2. 神戸らしい眺望景観・夜間景観: 建築物等の誘導基準の運用
  3. 市民主体の景観まちづくりの推進: 景観形成市民団体の認定、景観形成市民協定の認定
  4. 景観形成重要建築物等指定制度
  5. 普及啓発活動(神戸市都市デザイン賞)、景観形成助成


デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)

デザイン・クリエイティブセンター神戸は、旧神戸生糸検査所をリノベーションした施設。1927年に旧館が、1932年に新館がそれぞれ完成し、ここで検査を終えた生糸が神戸港から輸出されていった。その後、役割を終え、上で紹介した「4. 景観形成重要建築物等指定制度」で、歴史的な建築物や地域のシンボルとなっている建築物など景観上重要な建築物等として「景観形成重要建築物等」の指定を行い、保全・活用した。一部のクリエイターやデザイナーだけでなく、様々な人や世代が交流し、そこから生まれるアイデアや工夫で新しい神戸をつくっていこう、そして、神戸のまち自体をクリエイティブなものにしていこうと、日々、実践している。リノベーションされた施設にはかつての検査所で使われていた物品が改修され、什器や装飾として蘇っている。尚、KIITOの前面道路である、国道174号線は日本一短い国道。全線がわずか187.1m。


KOBE
パークレット

居留地の北側、三宮中央通りにパークレット(Parklet)が3基設置されている。これは、サンフランシスコが発祥の、憩いや賑わいの場を創出するための装置である。車道の一部を利用したパークレットはわが国では神戸が初めての取り組み。パークレットの構造は、シンプルであり、まず、停車帯などに傾きや段差が生じないように床材(ユニットデッキ)を張る。次に、車と歩行者を分離するための囲い(ガードパイプ)を作る。最後に、人々が休憩したり、会話をするための施設(ベンチ、テーブル等)を設置する。ショッピングや街あるきで疲れたら休めるし、近くのお店で買ったものを飲食することもできる。人々がふと腰を下ろして憩える公共空間があまりに少ないと日々感じているが、パークレットはこの問題の改善を目指した道路空間での試みだといえよう。


メリケンパーク

メリケン波止場は明治政府が兵庫の第3波止場として開設した波止場。名前は、近くに米国領事館があったことに依る(アメリカン -> メリケン)。1987年、神戸港開港120年を記念して、波止場の西側一帯が埋め立てられてメリケンパークが誕生した。北東の入り口には、建築家 フランク・オーウェン・ゲーリーの「フィッシュ・ダンス」が建つ。メリケンパークは、今年、開港150年を契機に、ウォーターフロント地区の魅力向上のために、大規模リニューアル工事が完成した。芝生広場の拡張、ステージの改修、夜間景観の演出、「BE KOBE」のモニュメント設置、スターバックスの公園内店舗の出店などである。


夜景クルーズ

神戸の夜景スポットは数多くあるが、やはり、港町の夜景はやはり海から眺めたいものである。海面に近く、小回りが利く船を探していたところ、早駒運輸㈱より、夕暮れ時に小型船「ファンタジー号」を出して頂くことになった。出航してから45分間、港からの夜景を満喫させて頂いた。丁度、秋篠宮殿下が来られており神戸大橋もライトアップ。船は「BE KOBE」オブジェクトにも最大限寄ってくれた。香港メンバーは明日、日本を離れて米国へ旅立つため、日本で最後の夜になったのだが、神戸ビーフのお蔭もあってか、ディナーは大層盛り上がった。

 

PDF: http://y-f-lab.jp/fukudablog/files/1712machinami_FukudaFinal.pdf

大阪府建築士事務所協会「まちなみ」2017年12月号)

第40回 日本建築学会 情報シンポ 企画確定版(12月14・15日)。

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師走まで10日ほどとなり、いよいよ、第40回 建築学会 情報シンポが近づいて参りました。今年は主査(世話人)を仰せつかっており、桜の咲くころからメンバーと準備を進めて参りました。内容がほぼ確定しましたので、ご案内させて頂きます。

テーマ
バック・トゥ・ザ・フューチャー: 次の40年へ」
情報シンポは40年目を迎えました。建築・都市・環境への社会貢献が求められるなかで、情報システム技術に課せられた役割は果てしない広がりを見せようとしています。

情報システム技術委員会では建築の各分野を横断するITの新しい可能性を追求する場を提供することを目的として、本年度も下記要領でシンポジウムを開催します。

基調講演、論文および技術報告の発表、各小委員会によるオーガナイズドセッション等を行いますので、多数の方々の参加と活発な意見交換をお願いします。

4題の基調講演
12/14 15:00-17:00
「独創・協創・競創の未来:タンジブル・ビットからラディカル・アトムズへ」
MITメディアラボ副所長 石井 裕 氏
「VR2.0の世界」
東京大学教授 廣瀬 通孝 氏
12/15 16:00-17:00
「都市のアクティビティを豊かにする情報の可能性」
日建設計 都市開発部 福田 太郎 氏
-> 都市開発プロジェクトのコンサルティング、とりわけ「えきとまち」など多くの人々が活動するパブリックな空間・仕組みのデザインをフィールドとされています。
「AR技術がもたらす可能性」
FunLife 代表取締役 COO, CFO 黄木 桐吾 氏
-> AR x モーションセンシングを用いた新しい形のスポーツトレーニングを探求されている若手実業家です。

77題のオーガナイズドセッション・論文/報告
建築センシング・モニタリングの応用|建築デザインの数理と知能|知的情報処理技術の応用と展開|GISの地域空間情報による計画設計手法への展開|建築計画・設計|都市地域計画|建設経済・マネジメント|人間科学分野の情報技術応用|教育|シミュレーション|ソウトウェア・アルゴリズム|VR|GIS|モニタリング・センシング・データマイニング
-> ここ5年間で、最も多い発表数となりました。発表者の皆さま、ありがとうございます。

プログラム
http://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2017/171214-15.pdf

事前申込
定員200名。事前申し込みは、お陰様で例年よりも多く頂いております。〆切は11月30日12時ですが、お早めにお申し込み頂ければ幸いです。残席があれば当日申し込みも受け付けております。懇親会のみの参加も受け付けております。是非、ご参加ください。

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https://goo.gl/forms/tIgPWGWa4eWoppjM2

公式HP、SNS(随時アップ中)
第40回情報シンポHP https://www.aijisa2017.org/
建築学会 催し物欄:https://www.aij.or.jp/event/list.html?categoryId=84
情報システム技術委員会 Facebook https://www.facebook.com/aijrcist/
情報シンポ Twitter https://twitter.com/aijisa2016

ライブ配信
Youtubeで、基調講演4題をライブ配信する予定です。建築会館までお越し頂けない場合など、ご覧ください。

www.youtube.com


過去のプロシーディングス
https://www.aijisa2017.org/archive-1/
-> 現在、過去のプロシーディングスのデジタル化プロジェクト進行中です。完成したもの、公開できるものは上記にアップ済みです。


皆様のご参加をお待ちしております。
関係者お誘い合わせの上、ご参加頂ければ幸いです。

最後になりましたが、スポンサーにてご協力頂く企業の皆さまに御礼申し上げます。

早くも10年目!国際VRシンポジウムでプレゼンしました。

World16による国際VRシンポジウムでプレゼンしました。2007年にはじまり、早くも10年目を迎えました。今年は、夏にボストン・MITで実施したサマーワークショップの成果をブラッシュアップさせた作品の成果発表です。アリゾナ州立大学 小林佳弘先生が司会をされました。

f:id:fukuda040416:20171116174235j:plain■World16 今回は10名が世界中から集まった。

f:id:fukuda040416:20171116150657j:plain■Marcos Novak(カリフォルニア大学 サンタバーバラ校)と組んだチームで「汎用画像処理シミュレーションフレームワーク開発」と題してプレゼンさせて頂きました。マルコスと一緒に仕事ができるだけで光栄です。

f:id:fukuda040416:20171116145114j:plain■Matthew Swarts x Marc Aurel Schnable「協調設計プラットフォーム研究開発」

f:id:fukuda040416:20171116142013j:plain■Kostas Terzidis x Amar Bennadji「適応的オーディオと拡張現実提供サービス構想」

f:id:fukuda040416:20171116143107j:plain■Paolo Fiamma x Ruth Ron「IM&VR nD情報オープンフォーマットと可視化機能開発」

f:id:fukuda040416:20171116174306j:plain■終了後、VDWCの審査員の先生方を交えて、記念撮影。

 

第5回 学生クラウドプログラミングワールドカップ [CPWC]の最終審査会と表彰式でした。

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CPWC(学生クラウドプログラミングワールドカップ)は、VRソフトウェアの新たな可能性を追求するコンペ。早いもので、今年は5年目を迎えました。桜の咲くころから募集を開始して、フォーラムエイト社のUC-Win/Road、VR-Cloudの開発キットをベースに、アプリケーション開発を競って頂きました。

先日、11月16日は東京での最終プレゼンテーションと最終審査でした。「イエイリ建設ITラボ」で有名な建設ITジャーナリスト 家入龍太さんの司会により、ノミネート審査を通過した、中国、韓国、日本の各大学からの8チームが開発内容をプレゼンテーションしました。壇上の各審査員がVRシステムを使って投票作業を行い、その後、最終審査会を実施しました。

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グランプリは、韓国・国民大学のVAEGISチーム。「Car that Knows Before You Do via Deep Learning」という作品は、ADAS(Advanced Driver Assistance System: 先進運転支援システム)の高度化を目指したもの。運転操作を予め予測して、事前にドライバーに警告することで、余裕を持って危険回避や危険準備を行えるというシステム。これを実現するため、カメラ、アイトラッカー、ヘッドトラッカー、CANインターフェースをシミュレータに装備し、複数の感覚ストリームの予知を合同で深層学習させて、シミュレーションソフトウェアに統合した。写真は、家入龍太さん、阿部祐二リポーターの司会による、グランプリ表彰の様子です。

審査員特別賞は、以下の通りです。

  • 環境設計情報学賞「Embrace the epoch of automatic driving」:ITSCer(武漢理工大学・中国)
  • Best Optimization Award「Optimization of Market Layout Based on Customer Behaviors」:Seven Dwarfs(上海大学・中国)
  • UX Award「AugReal」:Penguin Gakuen(上海交通大学・中国)
  • Traffic and City System Award「The Electronic Toll Gate of Urban Road」:666(北京建築大学・中国)

阿部祐二さんは、最初の自己紹介で、娘さん(ミスユニバース日本代表)の話ばかりでした 笑。ほのぼのとした雰囲気になりましたね。

リポーター阿部祐二は“格差婚” 妻は美人プロゴルファー (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

「周りはみんな敵」リポーター阿部祐二を助けた“鬼嫁”の存在 (1/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)


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会場には、ギークなタレント・池澤あやかさんが来られており、TV番組「VRフレンズ シーズン2」の取材をされていました。金曜の夜が楽しみです。

今年、受賞・参加を残念ながら逃した学生さんは、是非、来年の応募をお待ちしております。

Edvation x Summit 2017 に登壇させて頂きました。

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11月6日、Edvation x Summit 2017という、教育・人材育成分野に特化した、国際カンファレンスに参加してきました。海外からの実業家を招いた講演、ワークショップなどのプログラムが数多く用意されていましたが、その中で、パネルディスカッション(PD)に登壇させて頂きました。PDテーマ、登壇者は以下の通りです。

■VRは教育に何をもたらすのか? ~VR Technologyの可能性~

  • 福田知弘 大阪大学
  • 品田 健 氏 聖徳学園中学・高等学校 学校改革本部長・Executive ICT Director
  • 松田克巳 氏 株式会社フォーラムエイト システム営業マネージャ
  • 高田寿久 氏 株式会社フォーラムエイト 本社開発マネージャ

本セッションでは、近年、急速に活用が進むVR技術について、VRコンテンツとAR/クラウドなどのICT技術を連携させた街づくり・観光・教育等における既存の適用事例、各種VRデバイス活用事例についてご紹介します。
また、実際に教育を受ける立場の現場の学生の意見も踏まえ、教育者、ソフトウェアベンダーの立場から、今後の教育におけるVRの可能性や、課題についてパネルディスカッションを行います。

40分間のPDで最初に自己紹介を兼ねて「まちづくり・教育: VRで夢と未来を」という題で水木しげるロード リニューアルプロジェクトでVRをフル活用した取り組みを中心に、話題提供をさせて頂きました。

会場は、千代田区麹町中学校でした。平日に普通の公立学校が会場で不思議に思いましたが、中学生も最先端の考えやテクノロジを直接聞く機会となったようです。「VRは教育に何をもたらすのか? ~VR Technologyの可能性~」のPDは、お昼休み時間帯ということもあって、麹町中学校 1F 合同教室には数多くの方がお越しになられていました。ありがとうございました。