エクスカーション in 大阪
VRサマーワークショップ最終回。中央公会堂での最終プレゼンテーションが終わると、エクスカーション in 大阪へ。OSAKA旅めがね特別企画「プレミアム藤田男爵ツアー」に参加した。
このツアーは、東洋紡、南海電鉄、毎日新聞、関西電力の創業に指導的役割を果たし、社会貢献で男爵にまでなった藤田伝三郎の足跡を、五感で堪能するもの。エリアクルー・上田眞由美さんのガイドにより、まずは、大阪水上バス淀屋橋港からアクアライナーに乗りこんで、土佐堀川から大川を遡上する。難波橋、天神橋、天満橋をくぐり、京阪電車の向こうに大阪城を眺めて、さらに、銀橋をくぐる。OAPでUターンして、普段はオープンしていない桜ノ宮港で下船(図1)。「網島御殿」といわれた旧藤田邸の地に船で乗りつける贅沢さ。
図1 桜の宮港にて
太閤園の敷地に入ると、昭和初期に世界的音楽家として活躍した貴志康一氏の祖父と父が再建した江戸時代の茶室「松花堂」を訪問(図2)。この茶室での茶事で使われた弁当が、松花堂弁当の始まりなのだそうだ。続いて、小林佳弘氏(アリゾナ州立大学/米国)が参画した宴会場「桜苑」での3Dプロジェクションマッピングなどを見学して(図3)、いよいよ、夕食会場となる「紹鴎の間」へ。旅めがねのツアーはこの時点で終了したのだが、旅めがねのメンバーにも夕食会に参加して頂いたので、夕食会はWorld16と地元のオモロイ人々との交流会となった。土井博子さんの箏(こと)の演奏が始まる。小林卓司さんセレクトの手ぬぐいは日本らしいお土産。最後は、山根秀宣さんの掛け声のもと、World16やフォーラムエイトのメンバーも前に出て、皆で大阪締め(図4)。
図2 松花堂(360度カメラ)
図3 桜苑:3Dプロジェクションマッピング
図4 太閤園「紹鴎の間」:大阪締め
エクスカーション in 姫路
翌日は朝からバスに乗って、播磨の国へ。姫路城で納屋工房・長谷川香里さん、三川屋・内山猛雄さんと落ち合い、平成の大修理を終えた姫路城を案内して頂いた(図5)。
昼食は、明石・魚の棚近くで玉子焼(明石焼)。そして京コンピュータ、バンドー神戸青少年科学館を巡る(図6, 7)。神戸ビーフがワークショップ最後のパーティとなった。
「有朋自遠方來。不亦樂乎。(朋あり遠方より来る、また楽しからずや)」をたっぷりと体感させて頂いた、VRサマーワークショップ。2017年はどこで開催されるのか、楽しみである。
図5 姫路城
図6 京コンピュータ
図7 バンドー神戸青少年科学館
PDF: http://y-f-lab.jp/fukudablog/files/1702machinami_FukudaFinal.pdf