環境デザイン学「光と色彩」了。
人工照明の理論について、実験と演習を交えて。
写真は本日用いたデモ機材の全て。
理論や事例をPPTで話す手法では、どうやら聞いている側は90分がしんどい。初学者は色々と体験を通して理解を深めたいもの。小生の環境デザイン学「光と色彩」では、部屋の照度や輝度を照度計や輝度計を用いて測ったり、配光曲線を読み取りながら照度計算をしたり。数値を実験と計算でそれぞれ確認することを通じて、光という見えない物理量をより身近に感じ、忘れにくくなるように思います。
事例では、神戸の夜間景観を中心に。神戸では今、神戸市夜間景観形成実施計画を策定し、実行中です。例えば、神戸大橋のライトアップのリニューアルや、夜景バスツアー、都心夜景10選の選定など。
でも残念ながら?、
一番講義室が湧いたのは上記のような照度や輝度の測定ではないんですね。
私から見て一番湧いたと感じたのは、
部屋を暗くして照度を計測しようと、パワーポイントのスライドショーで、「B」を押せばスライドが黒の表示に、「W」を押せば白の表示に瞬時に変わることを紹介した時。
プレゼン後の記念撮影で、並んだ人たちの顔にスライドや青い光が映りこんでしまい、現像したら偉いさんの顔にスライドがプリントされていたり、お化けのようになってしまったって話、よくありますよね^^ この機能を使えば、それを避けることができますよ。