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福田知弘の公式ブログです。

出雲大社「平成の大遷宮」御本殿特別拝観2。

出雲大社御本殿特別拝観の続き。

■銅鳥居と拝殿。ここまで来るのに約2時間待った。あと1時間、1時間。

■拝殿の脇から本殿がようやく見えた。

■本殿に入る八足門。ここから本殿へ入るが内部は撮影禁止なので写真でご紹介できない。
本殿には9本の柱があり、中央の柱は心御柱といわれ直径1.1mもあり最も太い。
また、本殿の鏡天井には「八雲之図」が描かれている。絵が描かれたのは1744年であり、それ以後264年間、山陰の厳しい気候にも関わらず本殿が高床式ということもあって、修繕の必要もないまま良好な状態で保存されてきた。「八雲之図」というタイトルだが雲は7つしか描かれていない。これは8つ目を描くと終わってしまうために、わざと未完成の形にして今後の発展を期待したと説明を受けたとか、一つの雲は松江の神魂神社へ飛んでいったとか、諸説あるそうだ。
さらに、人々は拝む時には北を向いているので、御神座は南を向いていると思われがちだが、何と西を向いている。
とにかく、本物の迫力に圧倒された。

■本殿裏側より。本殿拝観を待つ人々。
待つ間、神社の方が事前説明をしてくださった。「前回来られた方いらっしゃいますか〜?」
「前回」とは昭和28(1953)年。その前は明治14年。私のグループには流石に該当者はいらっしゃらなかった。

■勢溜付近で見かけた模型展示。写真一番左が八足門。そこから楼門をくぐり、本殿へと向かう。
本殿は急な階段を上る。


出雲大社公式HP
出雲大社 平成の大遷宮
出雲大社御本殿特別拝観
【神遷る出雲大社】謎多き「八雲之図」(産経新聞2008年5月28日)