再びフライブルク。
ヴォーバンはフランス軍の占領地であった35haの跡地を市が連邦から買い取って住宅団地として開発した。1994年、NPOフォーラム・ヴォーバンが設立され、市民参加型により計画が推進されてきた。地区全体では、住居2,000戸、約5,000人が暮らせる街として計画され、様々な世代の暮らせるエコタウンとしてパッシブハウスを代表する省エネ建築やカーフリー住宅、緑化・ゴミ対策などが取り組まれている。また、メインストリートにはLRTが敷設され、わずか10分で中心市街地にアクセス可能である。
■一番右のお宅はソーラーあり、緑化ありのエコ住宅。
■土曜の午後、子供たちも清掃活動を。
■女の子の方が一輪車を得意とするのは日独共通。裏通りではこのように緑溢れ、ビオトープ公園があり、子供たちが元気に遊んでいる姿が見られた。
■メインストリート。右の芝生敷き上をLRTが走る。
■団地外縁部に整備された共同駐車場。自家用車を所有する人がヴォーバンで住宅を購入する場合、住宅と同時に約1,800ユーロの共同駐車場使用権を買い取らなければならない仕組みとなっている。
■ヴォーバン(Vauban)団地をGoogleMapで。大きな地図で見る
