ふくだぶろーぐ

福田知弘の公式ブログです。

かつては海外との玄関。

大航海時代の城下町平戸。

昔より中国大陸や朝鮮との交流の要地。その昔は神功皇后三韓の役、遣隋使や遣唐使も平戸から出発している。
1550年に、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルが、最初の到着地鹿児島の次に訪れたのが平戸でした。それ以来、1641年に江戸幕府鎖国政策で平戸のオランダ商館を長崎出島に移すまでの間、ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリスなどのヨーロッパ船が来航し、繁栄した。


■幸橋(オランダ橋):1702年に築造された石造り単アーチ橋。架橋技術はオランダ商館建造に携わった石工、豊前が地元の石工達に伝授したらしい。平戸城と城下町をつなぐ。重要文化財

■寺院と教会風景:手前の寺院(光明寺・瑞雲寺)と奥の教会(聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂)が同時に望める場所。散策路は石畳となっており、異国情緒を感じさせる。

■オランダ塀:1609年平戸にオランダ商館が設置され、本格的な海外貿易が行われた。商館内部(写真左側が跡地)が通行人に見えないように、オランダ塀が作られた。

平戸市街地全景:オランダ塀を上った崎方公園付近より。

鎖国政策
フランシスコ・ザビエル