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8月19日 大阪水上タクシー




本日19日19:30より、大阪中央公会堂付近で「水辺ナイトat中之島水晶橋」が開催される。水都大阪水辺のまち再生プロジェクトの一つである。

かつて大阪は水の都と呼ばれていた。しかし、交通が水運から陸運へと移行した現在、水辺の建物は川に背を向けて建っており、また水辺空間は人々の日常生活から遠い存在になっている。河川法の制限もあり、河川区域で商売をすることもできない。

しかし本来水辺は公共空間であり、道路や公園と同様誰もが立ち入ることのできる空間である。2年ほど前から、少しでも水辺の良さを知ってもらおうと、地元有志やNPOが立ち上がり行政の支援を得ながら社会実験を繰り広げている。
(行政の中には、企画段階で前例の無いことを言うと乗ってこない人(反対者、無関心者)がかなり多い。実現には企画力と実行力、そして気力が必要であり先頭にたつ人には頭が下がる。一方、無事成功した後成果発表をする機会があるが、企画時には反対していた人が自分の手柄のように発表していることもまた良くある事である。)

写真は昨年10月30日からの1週間、天満橋をターミナルとする水上タクシー・水上カフェ&バーの社会実験「天満埠頭」に参加した時の様子である。延べ2,000名以上の参加があったそうである。非常に天気がよく、また水辺の気持ち良さを味わえた瞬間であった。

■写真1:水上タクシー。所謂モーターボートである。4級船舶免許(自動車免許よりも費用は安く取得も簡単だそう)があれば運転できる。誰でも川に船を浮かべて通行できるということは意外と知られていない。
■写真2:いざ出発。天満橋から中之島を見る。ここから中之島の先端までぐるっと一周するコース。
■写真3:中之島公会堂。堤防が高くてよく見えない。堤防はこれからの検討課題だ。
■写真4:中之島の業務エリア。左奥に中之島三井ビルが見える。

■水都大阪水辺のまち再生プロジェクト
■水辺ナイトat中之島水晶橋
■天満埠頭
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