ふくだぶろーぐ

福田知弘の公式ブログです。

2022年第2回 都市環境デザインセミナー「XR・AI活動によるまちづくりとメディア・アーキテクチャ」の講演録が公開されました。

2022年 第2回 都市環境デザインセミナー(ハイブリッド)で講演させて頂いた、 「XR・AI活動によるまちづくりとメディア・アーキテクチャ」の講演録が公開されました。 http://judi.sub.jp/judi/202202semi_fukuda.pdf 元となるサイト:都市環境デザイン会議…

出版しました:Resilient and Responsible Smart Cities, Volume 2

編集者の一人として従事させて頂いた書籍「Resilient and Responsible Smart Cities Volume 2」がSpringer社より本日出版されたようです。ご笑覧いただければ幸いです。 昨夏出版したVolume1では査読者のお名前が掲載されず大変残念に感じていましたが、今回…

都市とITとが出合うところ 第89回 近場にアート発見!

早くも明日から3月ですね。 大阪府建築士事務所協会誌「まちなみ」で連載中の「都市とITとが出合うところ」第89回は、「近場にアート発見!」をご紹介します。 見えない風を見せてくれる 新宮晋さんのアートは、風や水の力で動く立体作品であり、自然を見え…

都市とITとが出合うところ 第88回 eCAADe2022とCAADRIA2022年次大会の趣旨について

図1 eCAADe 2022 公式サイト( https://kuleuven.ecaade2022.be/ ) 2022年もどうぞよろしくお願いします。 大阪府建築士事務所協会誌「まちなみ」で連載中の「都市とITとが出合うところ」第88回は、「eCAADe2022とCAADRIA2022年次大会の趣旨について」ご紹…

都市と建築のブログ vol.56 名古屋:モーニング up!

日本最大級のPark-PFI事業「Hisaya-Odori Park」とテレビ塔 2021年も残すところあと3日程となりました。良いお年をお迎えください。 都市と建築のブログ Vol.56(2022年新年号)は「名古屋:モーニング」をご紹介します。 都市と建築のブログ vol.56 名古屋 …

既往研究の調べ方 | How to examine previous research

学術研究を進める際の重要な作業である、既往研究の調べ方で留意すべき内容を、講義用サイトのNoteにアップしました。日ごろ、研究室で指導させて頂いている学生や若手の方にお伝えしている内容で、都度、アップデートしています。日本語版・英語版にて。 分…

学術論文の構成について | Structure of the paper

学術論文を構成する際に留意すべき内容を、筆者の講義用サイトのNoteに記しておきます。日ごろ、研究室で指導させて頂いている学生や若手の方にお伝えしている内容で、都度、アップデートしています。日本語版・英語版にて。 分野の違いはあるかもしれません…

図を作成する時に | When you create a diagram

論文や報告書の図表を作成する際に留意すべき内容を、筆者の講義用サイトのNoteに記しておきます。日ごろ、研究室の学生や若手の方にお伝えしている内容で、都度、アップデートしています。日本語版・英語版にて。 tomohirofukuda.jimdofree.com

都市とITとが出合うところ 第87回 eCAADe 2021での発表 その2

図1 福田知弘ほか:VR画面上での動きベクトル可視化法 - 建築仮想空間におけるVR酔い防止のために 図2 eCAADe 2021 国別論文数(塗りつぶし:アブストラクト,ハッチング:出版数) eCAADe 2021:研究室の発表概要 建築・都市とコンピュータに関する欧州国際…

都市とITとが出合うところ 第86回 eCAADe 2021での発表 その1

図1 中林瑞生ほか:インスタンスセグメンテーションを用いた動的オクルージョンのための自動判別プロセスを備えたMR景観可視化法 図2 菊池直樹ほか:現実世界と仮想世界をつなぐオクルージョン対応のARとドローンの統合による景観可視化 ― 都市のデジタルツ…

ArchiFuture Web パラメトリック・ボイス Vol. 5「都市のすがた:都市のさまざまな要素のデータによる可視化」アップ

Archi Future Web パラメトリック・ボイスに、「都市のすがた:都市のさまざまな要素のデータによる可視化」を寄稿させて頂きました。 ストリートビュー画像と深層学習を用いて、都市の建物ファサードのカラー推定と建物の機能分類を自動化する方法を開発し…

キタのまちのニュースレター 地域の魅力再発見 No.2「なんと支流の数965! 日本一の淀川・最北の源へ」

「キタのまちのニュースレター」(年4回発行。大淀コミュニティセンター・北区民センター・大阪市コミュニティ協会発行)に、連載中のコラム。第2号をご紹介させて頂きます。 +++ 地域の魅力再発見「なんと支流の数965! 日本一の淀川・最北の源へ」 北区を流…

都市と建築のブログ vol.55 秋田北半分:ナモミ up!

勝大(秋田犬の里) 寒風山から男鹿半島全景 都市と建築のブログ 第55回目(2021年10月号)は「秋田北半分:ナモミ」をご紹介します。前回は秋田の南半分をご紹介しました。今回は秋田の北半分を中心に、大館、北秋田、八郎潟、寒風山、男鹿半島などご紹介し…

都市とITとが出合うところ 第85回 eCAADe 2021 ハイブリッド国際会議参加中!

図1 eCAADe 2021 オンライン会場(マイクロソフト Teams) 図2 eCAADe 2021 対面会場(ノヴィサド大学 テクニカルサイエンス学部(セルビア)) (この原稿は、eCAADe 2021国際学会に参加中の2021年9月10日に執筆しました。) eCAADe 2021:セルビアを目指し…

研究成果をプレスリリースさせていただきました:建物の機能分類(住宅・オフィス・商業施設等)と建物ファサードカラー測定による大都市スケールの空間分析法|障害物を除去し建物ファサードの全景を効率的に復元する方法を開発

9月6日、7日と研究成果を弊学よりプレスリリースさせていただきました。 建物の機能分類(住宅・オフィス・商業施設等)と 建物ファサードカラー測定による大都市スケールの空間分析法:ストリートビュー画像と深層学習モデルで定量的分析を効率化 障害物を…

都市とITとが出合うところ 第84回 CAADRIA 2021・2022

Sasada Prize(大阪大学 笹田剛史教授の功績を称えて2007年に創設されたCAADRIA最高位の賞)2021年度受賞者・リスボン大学 Leitão, António Menezes博士(中央)と学生たち(最後の晩餐) CAADRIA 2021 公式サイト( https://caadria2021.org/session-5C#117…

『キタのまちのニュースレター』アーカイブ

2021年7月より、大阪市『キタのまちのニュースレター』でコラムを連載させて頂くことになりました。ふくだぶろーぐにも記事掲載しています。 トピックは、『地域の魅力再発見』です。このページは、過去の記事をまとめたアーカイブです。 No.2 なんと支流の…

ArchiFuture Web パラメトリック・ボイス Vol. 4「航空写真の薄雲を自動除去し3Dモデル等で高品質な建物マスク画像を生成」アップ

Archi Future Web パラメトリック・ボイスに、「航空写真の薄雲を自動除去し3Dモデル等で高品質な建物マスク画像を生成」を寄稿させて頂きました。 先日、プレスリリースさせて頂いた通り、既存の手法(GAN)を適応することで、自動生成するデータセットの精度…

研究成果をプレスリリースさせていただきました:航空写真の薄雲を自動で除去 深層学習用建物マスク画像の自動生成 ―GANと3Dモデルで効率的に高品質な建物マスク画像の生成を実現―

先日は研究成果をプレスリリースさせていただきました。 熱い記者さんから電話を早速いただいて、パネルディスカッション状態に 最近はクールで効率重視の方が多いような…なんだか嬉しかったです。 resou.osaka-u.ac.jp 大阪大学 工学研究科 https://www.eng…

出版しました:Resilient and Responsible Smart Cities, Volume 1

お陰様で出版できましたResilient and Responsible Smart Cities, Volume 1 Editors: Ujang, N., Fukuda, T., Pisello, A.L., Vukadinović, D. (Eds.)Publisher: SpringerISBN: 978-3-030-63567-1About this book: This book focuses on the ways in which r…

キタのまちのニュースレター 地域の魅力再発見 No.1「北区を遠望してみると」

大阪市大淀コミュニティセンターと北区民センター・大阪市コミュニティ協会発行の「キタのまちのニュースレター」(年4回発行)に、コラムを連載させてもらうことになり、記念すべき第1号が発行されました。 私のパートをご紹介させて頂きます。 +++ 地域の魅…

2回目の新型コロナワクチンを受けました。

Body temperature on the second third day of the second vaccination 新型コロナワクチン2回目接種後2-3日目(8/5-6)の体温推移をグラフ化しました。 接種1回目は4日後に高熱が出たので、案の定ではありましたが、2回目の副反応はしんどかったです。2日目…

日本剛構造協会誌に寄稿させて頂きました「VR/AR/MR 革新的技術開発(DX)促進のキーテクノロジー」

日本鋼構造協会誌 JSSC会誌 2021年夏季号に、VR/AR/MR 革新的技術開発(DX)促進のキーテクノロジーと題して寄稿させて頂きました。お声がけ頂き、感謝です。 本棚に片付けようかなーと表紙をまじまじと見たら、なんと、境港市民交流センターVRのカットが掲…

都市と建築のブログ vol.54 秋田南半分:内なる豊かさ up!

満開の桜(千秋公園) 4月の大雪(鶴の湯温泉) 都市と建築のブログ 第54回目(2021年7月号)は「秋田南半分:内なる豊かさ」をご紹介します。4月に地方創生・国土強靭化FORUM8セミナーフェアのため、秋田に訪問したのですが、同じ日に満開の桜と大雪に出会…

都市とITとが出合うところ 第83回 リアルに近いWeb会議システム

Spatial.Chatで実施した、VRワークショップの様子。画面に表示されている小さな円は参加者であり、自由に移動できる。 Gather.townのインターフェース。参加者は矢印キーで上下左右に移動する。カーペットの上にソファが置かれている空間はプライベートエリ…

ArchiFuture Web パラメトリック・ボイス Vol. 3「将来景観ビジュアリゼーションのためのAR/MRと新技術」アップ

左:現状の映像(ビフォー)、右:3Dモデルをオクルージョン処理したAR/MR(アフター) ArchiFuture Webで「将来景観ビジュアリゼーションのためのAR/MRと新技術」がアップされました。 現実世界に仮想の情報を重ね合わせる拡張現実(AR)・複合現実(MR)を…

都市とITとが出合うところ 第82回 ハイブリッド型授業

対面型からハイブリッド型へ 新型コロナウイルスの影響下、なかなか、落ち着かない状況が続く。 新学期は対面型授業でスタートしたが、4月中旬から、学部1年生はオンライン主体、2年生以上は対面型とオンライン型の併用が主となった。対面型の授業を行いなが…

都市とITとが出合うところ 第81回 元伊勢・大江山

図1-a. 黒木の鳥居 図1-b. 日室嶽遥拝所 図1-c. 天岩戸神社 図1-d. 鬼獄稲荷神社より 図1-e. 現地でAR地形模型 元伊勢へ 福知山の奥に伊勢神宮より古い、元伊勢があると知ったのは、天橋立に向かう道中だった。普通運賃で気軽に乗れる観光列車・丹後あおまつ…

ノート:Advanced Engineering Informatics 掲載論文「景観シミュレーション用のMRに新技術」

3月にAdvanced Engineering Informaticsにて掲載された論文 "Assessing future landscapes using enhanced mixed reality with semantic segmentation by deep learning" を海外向けリリースした際に取り上げて頂いたポータルサイトをまとめておきました。取…

ノート:ハイブリッド授業の方法

PexelsのThisIsEngineeringによる写真 ハイブリッド授業に関する相談が出てきており、以下にノートしておきました。 ハイブリッド授業:対面型の授業を行い、その様子を、オンラインでもライブ共有してオンライン受講生も参加できる。その様子は、録画・録音…