ふくだぶろーぐ

福田知弘(大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻)のオフィシャルブログです。

安土城 盂蘭盆会イベント@近江八幡(2015年8月8日)

安土城盂蘭盆会イベント@近江八幡が8月8日に行われます。
当日は織田信長公が、天正9(1581)年7月15日、盂蘭盆会の夜に安土城と城下で催したとされる情景を再現してみようという初の試みです。信長が試みた当時の盂蘭盆会は、今では当たり前となった、世界初のライトアップなのかもしれませんね。


当日のお勧めコースとしては、お昼に、信長の館(http://www.zc.ztv.ne.jp/bungei/nobu/)に訪問して頂き、VR安土城シアターをご覧いただいて、天正9年の盂蘭盆会の情景をVRでたっぷりとイメージして頂き(今私たちが生活しているリアルな世界には安土城天主や当日の施設は数少ないので)、その後、夕方から、リアルな世界に入って頂くのが面白いのではないか、と思います。どこからがリアルで、どこからがバーチャルなのか、わからなくなるかもしれませんね(笑)。

信長の館でのシアター上映時間(夏休みですし臨時スケジュールになるかもしれません):
9:20〜、10:00〜、10:40〜、11:20〜、12:00〜、13:00〜、13:40〜、14:20〜、15:00〜、15:40〜、16:20 
http://www.zc.ztv.ne.jp/bungei/nobu/


関連するお話として、
先日は、ブラジル・サンパウロで開催されたCAAD Futures 2015国際会議に参加して、VR安土城に関する発表をして参りました。高解像度表示に耐えうる高精細なVRモデルの構築に関する発表です。

Tomohiro Fukuda, Hirokazu Ban, Katsuhito Yagi, and Junro Nishiie: Development of High-Definition Virtual Reality for Historical Architectural and Urban Digital Reconstruction: A Case Study of Azuchi Castle and Old Castle Town in 1581, Computer-Aided Architectural Design The Next City - New Technologies and the Future of the Built Environment, Communications in Computer and Information Science 527, 75-89, 2015.7

写真のスライドはVR安土城ではなく、32年前、1983年に笹田研究室で作成された「OSAKA」の都市空間を可視化した3次元コンピュータ・グラフィックス・アニメーション(3DCGアニメ)です。VR安土城のダイジェスト・ムービーは下記のURLよりご覧いただけます。こちらは、リアルタイム・レンダリングにBGMを付けたものです。32年前のムービーを改めて眺めてみると、変わった点、変わらない点を感じました。
https://www.youtube.com/watch?v=QnnVxMNiZo0
https://www.facebook.com/pages/VR%E5%AE%89%E5%9C%9F%E5%9F%8E/439170616175221


CAAD Futures 2015は、建築・都市分野のコンピュータ利用に関する国際学会で隔年開催です。1985年に始まり隔年に開催されるため今回は16回目。1回のAbstract査読と2回のFull Paper査読プロセスという中々厳しい審査を経てAcceptされた研究論文は、通常の学会論文集(Proceedings)に含めるものだけでなく、いくつかの優秀な論文がセレクトされてSpringer社のbookとして出版されています。http://caadfutures2015.fec.unicamp.br/

今回、日本の歴史に関する取り組みを、地球の裏側のブラジルで、世界中から集まった研究者・学生・実務者に聞いて頂けました。個人的にはそのこと自体、感慨深かったのですが、持参した安土城のリーフレットがすぐに売れ切れるなど、意外に反響が大きかった。

さらに興味深かったこと、それは、共通項としてポルトガルの存在が浮かび上がったことです。

サンパウロでは、以前、ブラジルから留学生で研究室に来られ修士号を取得して、今は母国で活躍されている卒業生にも久しぶりに出会うことができました。

以上、長くなりましたが、8月8日、お気軽に遊びにいらしてください。