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ふくだぶろーぐ

福田知弘(大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻)のオフィシャルブログです。

プレゼンテーション・メモ。

Impression

プレゼンテーションに,色々と関与する機会の多い季節です。
自分のメモで恐縮ですが,ご参考になるようでしたら。お若い方向け。

  • プレゼンテーションの準備では,実際にプレゼンテーションする言葉を全て文章化して,何度も声に出す練習を。読んで丸暗記するのではなく,内容と時間配分を確かめるつもりで。文字だと理解できても,聞き取りにくい用語がかなりあります。
  • プレゼンテーションの準備では,一字一句綿密にチェックをする必要があります。一方,プレゼンテーション本番では,細かい事はあまり気にせず,自身の発表内容を余り知らない聴衆に対して,元気に,丁寧に,プレゼンテーションすることが望ましいと思います。
  • プレゼンテーションでは,発表の内容を暗記する方が望まれますが,緊張したり変に詰まって伝えたいことを伝えることができないのであれば,紙を見ながらでも丁寧に説明する方がよっぽど良い印象を受けます。歴代の米大統領も声明文を読まれています。それより重要なのは,彼らは,長い声明文を読み上げる中で,どのタイミングで聴衆にグッと聴かせる言葉を発するか,どのタイミングで笑いをとって場を和らげるかまで,計算して準備されるそうです(決してそんな風に見えないところがプロフェッショナルですね)。また,同じような意味でも,どの用語を用いるか,という言葉のデザインに非常に気を使われます。
  • 様々なレベルの聴衆が存在する場合,予備知識の導入を行い,レベル合わせを心がけることは必要です。どのレベルの予備知識を提供するかは,聴衆のレベル次第ということになります。ただ,予備知識の説明をし出すと時間がかかるのも事実であり,プレゼンテーションの核心を話す時間がなくなるので,配分は難しいところです。
  • 発表内容の核心部分では,説明したい語句・図・グラフは多くなりがち。「強調したい箇所を,大きなサイズ・赤字・太字で示す」と良いと考えます。
  • 図・グラフなどは,大きさに統一感(サイズ,比率)を持たせ,配置も揃えると,良い平面構成となります。画面をキャンバスと捉えましょう。
  • 普段,授業・講義・講演などを聴く場合,「このプレゼンはここが参考になった」「自分ならこう話す」など,話し手になったつもりで聴講するのも良い勉強の機会。こうして聴講すると,眠気も吹っ飛びます。質問力を高めましょう。