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ふくだぶろーぐ

福田知弘(大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻)のオフィシャルブログです。

Build Live TokyoII。

World8/World16

9月9日〜11日まで開催されたBuild Live Tokyo?(=48時間耐久BIMコンペ)で,参加させて頂いたF8W16チームは,エンジニアリング賞を受賞しました。惜しくも上位3チームに残ることはできませんでしたが,スカンクワークスさん,T's Kitchenさん,すとりーむさんの3チームはArchi Future2009でベストプロジェクト賞を目指してプレゼンテーションされます。


もはや,建築設計を3DCAD (3-Dimensional Computer Aided Design)で行うことは,自動車・造船・プラント等の分野と比較して導入が遅れていた 建築分野においても一般的になりつつあります。BIM(Building Information Modeling)は3次元設計を形状操作するだけでなく,柱や壁などの各形状にしかるべき情報が付随しているため,構造計算やコスト計算などの検討が横断的・総合的に行えます。完成された市販ソフトウェアとしては既に,ArchiCAD,Bentley Architecture,Revit,VectorWorks Designer,Tekla Structures,ARCHITREND Z,Allplan などがあります。一方で,ソフトウェアが高価なため,設計事務所間で格差が生じることも懸念されています。


今回のコンペにおいて,我々のチームは,建築の枠を超えて都市レベルでのシミュレーションを試みました。 すなわち,建築設計では,意匠・構造シミュレーションに加え地震発生時の避難シミュレーションを実施しました。また,交通シミュレーション,氾濫シミュレーション,そして富士山や東京都心を含む景観シミュレーションを実施し,最終的にはVRにより総合的にシミュレーションしました。


48時間という限られた時間,ソフトウェア間のデータ互換性,作業分担など,色々な面で課題が見えましたが,何とかアウトプットへ辿り着くことができました。Build Live Tokyo?の様子は下記に詳しく紹介されています。48時間という限られた時間でアウトプットを出すという使命の下で実施されたコンペですから,アイデアコンペに良く見られるような絵空事では決してなく,むしろ建築・都市分野で行われている通常業務の今を端的に紹介した内容ともいえるでしょう。

Archi Future2009,楽しみにしています。


Build Live Tokyo?公式ブログ
48時間でよくぞ設計!BIM耐久レースの審査を直撃<訂正あり>(イエイリ建設ITラボ:2009年9月24日)
新兵器も発見!BIM耐久コンペ参加7チームを直撃(イエイリ建設ITラボ:2009年9月14日)
Archi Future2009公式ブログ