ふくだぶろーぐ

福田知弘の公式ブログです。

ANZAScA2008。

先週は、オーストラリア・ニューカッスル (Newcastle, Australia) 市で開催されたANZAScA2008(Australian and New Zealand Architectural Science Association) 国際会議で論文を発表してきました。

論文は昨年度近江八幡市で取り組んだ、八幡酒蔵工房と八幡掘まつり(尾賀邸)をケーススタディとして、サスティナブルなまちづくりのための空き町家活用における留意事項について整理したものです。当時の学生メンバーを加えての共著論文です。

論文が採用 (accept) される迄には、?査読がない場合、?梗概査読付の場合、?全文査読付の場合、がありますが、今回が?全文査読付の場合です。私の場合、最近は殆どが?です。ANZAScA学会へは初投稿でしたが小規模な学会を指向されているようで、通過率は全投稿論文数に対して3割(48/160)と厳しいものでした。27日にプレゼンテーションとディスカッションを60名程度の参加者とさせて頂きました。会場となったニューカッスル市でもダウンタウンの空き家が増えており、共通の課題認識ができたようにも思えます。

研究室の学生も2名参加しました。今回の国際会議の参加経験を今後に活かしてくれることでしょう。
尚、ニューカッスルシドニー (Sydney)については後日紹介したいと思います。


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