ふくだぶろーぐ

福田知弘(大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻)のオフィシャルブログです。

八幡の匠の今を知る(前編)。

9月13日・14日に開催される、八幡掘まつり。
当日は、市民の手により八幡掘周辺の通り一帯に竹灯りが点される。この辺りは重要伝統的建造物群保存地区になっており、全国各地で活躍した近江商人の町家が点在。これらの施設も夜間開館され、夜のまちなみを楽しめる。まち全体を会場にしての取組みは、そろそろ始まるベネチアビエンナーレにも通ずる。話はそれるが今年のベネチアビエンナーレでは、関わった"NEXT-GENE20: AO-DI GRAND LAND ARCHITECTURE INTERNATIONAL PROJECT"が、Collateral Eventsとして出展される。

さて先日のご案内の通り、大阪大学プロジェクトチーム(工学研究科 環境設計情報学領域)は、八幡掘まつりで「八幡の匠の今を知る」と題し、ものづくり職人との座談会を産官学民で企画しています。公式サイトはこちら。お問合せ・お申込みは、handaiteam@yahoo.co.jp まで。是非是非ご来場ください。

それでは座談会に登場していただく、ものづくり職人をご紹介。今回は前編「住」をテーマに。


■竹細工。滋賀県内の一大生産地が近江八幡市では明治時代初期から始まった。
老舗の竹松商店は1887年に創業。一番のウリは丸いままの竹を熱して加工する「丸竹工芸品」。このものづくりは、自然素材である竹が相手。竹細工が一通りわかるのに5年、一人前と呼ばれるまでに10年かかるといわれる。作る側の視点で見てみると、その難しさが実感できる。どうすれば思い通りの丸竹工芸品を作ることができるだろうか?

竹松商店・川端利幸さんとの座談会は9月13日19:30〜20:50、カネ吉別邸にて。


■数珠(じゅず)。近江八幡の数珠の起源は古く、その製造方法は聖徳太子により伝授されたといわれる。現在も市内で生産される数珠は100万連に達し、余り知られていないが実は全国シェアの7割を占める。カワサキ1928年に創業。数珠をはじめ、アクセサリーから室内装飾まで幅広い製品を製造。機械化が進むが、大切な工程は人の手によるものだと取材を通じて実感。環境問題が数珠づくりに与える影響とは?

カワサキ代目・川崎孝雄さん3との座談会は9月14日18:00〜20:30、カネ吉別邸にて。


■畳表。畳は中国から伝播したものではなく日本で発展してきた床材。近江の畳表は江戸時代から明治初年にかけては既に特産物として知られていたことがわかっている。近年では、注文を受けたその日に仕上げることが可能。住まいの洋風化が進む一方で、畳の良さが見直されている。職人が感じる、畳の魅力とは?

西川畳商店・西川称五さんとの座談会は9月14日18:00〜19:20、旧吉田邸にて。

■「八幡の匠の今を知る」公式パンフ(画像をクリック!)。

八幡掘まつり座談会《八幡の匠の今を知る》公式HP
広報おうみはちまん9月号