水が高いところから下へ落ちるときの力を利用して、発電機を回して電気をつくるのが水力発電。黒部川第四発電所の場合、黒部湖に溜められた水が黒部ダム右岸の取水口から導水路を通じて下流へ送られ、先回紹介したインクラインの脇に設置された急斜面の水圧管路を通じて非常に高い水圧で発電所へ送られている。池田清彦・養老孟司著「ほんとうの環境問題」でも紹介されているが、水力発電は最もエネルギー効率が良い発電システムといわれる。
■黒四発電所では、まず会議室で巨大な模型と映像を使って黒四プロジェクトのプレゼンテーションを受けた。
映像の内容に連動して、模型が動く。
■発電所。現在は4基設置されている。手前に置かれているのが、ベルトン水車。
■ベルトン水車。おわん(人の頭ほどの大きさ)の部分で水を受けて回転する。この下の階に下りると、
■水車と発電機をつなぐシャフトが見学できる。
発電の現場。しかし、ものすごい音だった。
次回は発電所内にある、展示室を。