南京 (Nanjing)。
南京は、長江沿いに位置する。上海からは直線距離で280kmほど内陸に位置する。
現在の人口772万人、江蘇省の省都である。
中国四大古都(北京、南京、洛陽、西安(=かつての長安))のひとつに数えられ、三国・呉(229~280)、東晋(317~420)、南朝の宋(420~479)・斉(479~502)・梁(502~557)・陳(557~589)、南唐(937~975)、明(1368~1421)、太平天国(1853~1864)、中華民国(1927~1949)など歴代の朝・王朝・首都が置かれた地である。
夏はとても暑く、中国三大かまど(重慶、武漢、南京)のひとつに数えられる。
今回は南京のスナップを紹介しよう。
■中山門。南京の旧市街は城壁で囲まれている。城壁の一部は壊されているが、中華門・中山門など多くの門が残されている。中山門は高速道路へと続く幹線道路が通っている。このように門が旧市街地の境界を表すランドマークとなっている。
日本では経済成長時期に、河川や堀などを埋め立てて原風景を失ってしまったが、チョンゲチョン(清渓川)の例もあるし、そろそろ根本的な都市構造の再生を考えてみる必要があるだろう。
GoogleMap衛生写真でも中山門が確認できます。堤防のように見えるのが城壁です。
■市内の道路。緑の都市といわれる程、緑豊かな通り。歩行者専用道路が樹木により分離され設けられている様子。
■北京オリンピックのブースが市内各所で見られた。以前、ロゴマークのいたずらがネットで横行していたが。。。
■印章を作成する行為を篆刻(てんこく)といいます。その場でも彫ってくれますが、石を買って自分で彫る方が楽しいですね。
■披露宴。10人掛けの○テーブルが59席。主賓席と合わせると600人規模のようでした。
■家族での昼食。ご兄弟夫婦でしょうか。東南大学近くのレストラン「食為先」にて。ここの料理は美味しかった。