国家台湾文学館。
国家台湾文学館は、台湾第四の都市・台南にある。人口は約75万人、近郊都市を含めると200万人となる。台南は台湾で最も早く開発された都市で、奈良・京都のように古都と呼ばれる。
活躍する(した)野球選手として、王建民(ヤンキース)、荘勝雄(ロッテ)、郭泰源(西武)など。
国家台湾文学館は、日本統治時代の1916年台南州庁舎として建てられた。台湾総督府(現総統府)なども手がけた日本人・森山松之助の設計による。100年近い歴史を有する国定古跡である。
1997年から2003年まで修復作業・拡張作業が行われ、現在は文学館と文化資産保存研究センターとして再生している。リノベーション事例にあたる。
■正面玄関。
■国立文化資産保存研究中心側玄関。
■古い建物の外壁を残して増築。外壁はインテリアの一部となり再生。
■地下には図書館が整備されている。館内には当時の調度品や建物基礎、森山松之助氏など建物についての展示空間がある。
■台南は各拠点にロータリーが設けられている。国家台湾文学館はロータリーに面している。
■カメラを横に向けると、、、ものすごい原付の波だ〜[:ぎょ:]
■台湾の街路で特徴的なのは「騎楼」と呼ばれる建築構造。これは、建物の1階の一部を歩道として使う街路設計。東南アジアでも見かけます。
■関連サイト
□国家台湾文学館公式HP
□Wikipedia:日本時代の台南州庁
■過去のふくだぶろーぐ(台湾)
□台湾新幹線の乗り心地。
□台湾新幹線。