ヴェネツィア・ビエンナーレを見学。日本館のテーマは、「藤森照信と路上観察−誰も知らない日本の都市と建築」。館に入ると日本コミッショナー・藤森照信先生と偶然にお会いでき、お話させて頂いた。日本館は藤森氏の作品の展示、路上観察のスライドの展示など。木を削って作った模型や、藤森氏の卒業設計もはじめて目にすることができた。常に楽しみながらデザイン・まちづくり活動に取り組まれている氏の姿が好きだ。
■日本館入り口。靴を脱いで、焼杉の門をくぐると藤森さんがいらっしゃった。
■路上観察劇場。路上観察学会のメンバーが中心に荒縄を巻きつけて制作された。中に入ると、、、
■路上観察スライドショウ。ここは日本だったか?と勘違いする程、のめりこんで笑った。一緒に見ていた外国人も笑ってた。笑いのツボは日本と同じなんだな。
■日本館以外では、上海と並んでバブルといわれる、ドバイやアブダビの現状などの紹介が興味深い。床に見える濃いグレーはワシントンなどの諸都市のセイムスケール。アラブの開発規模の巨大さが実感できる。その他には目玉企画、世界10都市の比較など。
■会期中はヴェネツィアの街全体が会場になるが、あっけにとられるほどイベント情報は少ない。写真は古い教会でのヴィヴァルディ(ご当地出身)のコンサート。
「藤森照信と路上観察−誰も知らない日本の都市と建築」は、今年4月14日から7月1日まで東京・新宿で帰国展の予定。
■過去の記事など
□ヴェネツィアの広場。
□ヴェネツィアの水運。
□ヴェネツィアの鐘楼。
□ヴェネツィアのまちなみ。
□水の都ヴェネツィア(Venezia)。
□GoogleEarthで水の都比較。
□ヴェネツィア・ビエンナーレ公式サイト
□ヴェネツィア・ライブカメラ(ヴェネツィアの「今」が見れますよ。時差−8時間)
□世界の窓(世界各地のライブカメラ集)