クリチバの他の公園を紹介しよう。
■針金劇場。
使われなくなり放置されていた石切り場を再利用し、1990年に開園。30m以上の石壁で囲まれている自然の音響効果。2400名収容。鉄骨で出来ているオペラ座なので、レルネル市長が名づけた「針金オペラ」という名で親しまれているそう。
そういえば以前良く似た石切り場を訪問したことが。■ふくだぶろーぐ:皇居東庭の舗装材は?
■環境自由大学。
こちらも放置された石切り場。この大学は、一般住民が生活の質や環境に関する知識を高めるための教育を受ける場として1991年に設けられた。自然に囲まれてたこの地で、最初はタクシーの運転手が講習を受けたそうである。なぜならば、環境都市クリチバに観光客が大勢来てタクシーを利用するようになり、運転手自身が質問されても答えられるようにしたいという気持ちからだそうである。
■ポーランド公園。
ポーランド生まれのローマ法王ヨハネ・パウロ2世のクリチバ訪問を記念して整備された。クリチバでは、1867年より移民団の受け入れが始まり、イタリア人、ポーランド人、ドイツ人、ポルトガル人、ウクライナ人を中心にヨーロッパから多数の移民が流入。その後日本人も移民。このような経緯から、移民を受け入れ、異なる文化を互いに認める素地がある。
■日本庭園。
クリチバは姫路市と姉妹都市。我が故郷加古川市は、パラナ州マリンガ市と姉妹都市にある。