ふくだぶろーぐ

福田知弘の公式ブログです。

首都ブラジリアその5:スナップ。

ブラジリアは、道路中心の街と良くいわれる。ジェット機の胴体にあたる部分は幹線道路が設けられており、片側一方通行で6車線もある。この道路は信号がほとんどない「高速道路」状態。車がビュンビュン走る道路を横切って、反対側の地区に移動するのは命がけだ。車優先の街づくりをした結果、車無しでは生活しにくい「人には冷たい」街だ。

夜景。人造湖パラノイア湖畔にはお洒落なレストランが立ち並んでいる。リゾート的な雰囲気を感じつつ、ヒューマンスケールを超えた街で暮らす人々が人間らしさを求めて集まってくるのかもしれない。

海外に行くと必ず書店に立ち寄る。買い出すとスーツケースがどんどん重くなって後で大変なのですが。。。海外では日本がどう見られているのか興味があり、どんな日本の書籍が置かれているのか探したりもします。今回は日本の漫画を見つけました。ポルトガル語版ですがMANGAと書いてありますね。店員さんがポルトガル語しか判らない(店員にとっては、私が日本語と英語しか判らないのが問題なのでしょうが)ので苦労しました。

三権広場にて。躍動的なオブジェ、好きですね。


■参考文献:
・新建築1996年5月号,“オスカー・ニーマイヤーと語る−ブラジリアの40周年を前にして”,新建築, 1996.
・F. Richer & M. Fiegl,“BRASILIA 60 COLORFOTOS”,CEU AZUL DE COPACABANA.
Wikipedia ,“ブラジリア”, 2006.