ふくだぶろーぐ

福田知弘の公式ブログです。

建築都市VR

第5回国際VRシンポジウムでの講演ビデオ

昨年11月に東京・品川で開催された第5回 国際VRシンポジウムで講演したビデオがアップされています. ご笑覧頂けましたら幸いです.講演タイトルは, 「2つのクラウド技術:都市景観デザインを目的とした点群の最適化とVRクラウドアプリケーション」 TWO “CL…

都市建築VR制作マニュアル6:VRソフトへの出力。

都市建築VR制作マニュアル5で作成した3Dモデルを,VRソフトウェアが通常対応する3Dモデル形式(3ds)に,Google Sketch UP PRO上にて出力する。 図6-1 3dsファイル保存時のオプション設定。3dsにエクスポートする際,「オプション(図中右円)」をクリックし…

都市建築VR制作マニュアル5:建物3Dモデルへのテクスチャマッピング。

都市建築VR制作マニュアル4で作成した3Dモデルに,都市建築VR制作マニュアル3で作成したテクスチャ素材をテクスチャマッピングする(図5-1〜5-4)。貼り付けられる面が,表面であることを確認すること(図5-5)。これにより,建物3Dモデルが完成する。 図5-1…

都市建築VR制作マニュアル4:建物3Dモデル作成。

いよいよ3次元を作ろう。 都市建築VR制作マニュアル1で入手した資料,及び現地調査で把握した資料(都市建築VR制作マニュアル2)を基に,3DCGソフトウェア(Google SketchUP,ArchiCAD,3dsMAXなど)を使用して,建物の3Dモデルを作成する。 図4-1 SketchUP…

都市建築VR制作マニュアル3:写真加工によるテクスチャマッピングデータ作成。

テクスチャデータとして使用する場合,撮影した画像には概ね下記のような課題が含まれている。1. 遠近歪みのため,上方にいくに従い建物が先細りしている(図3-1中(a)) 2. 画像周辺部に樽型歪みが発生し,直線となっていない(図3-1中(b)) 3. 電線等の…

都市建築VR制作マニュアル2:建物写真撮影。

次は建物の外観写真を入手しよう。一般に,物体の材質の素材感のことをテクスチャ(texture)といい,コンピュータでテクスチャデータを3Dモデルに貼り付ける作業をテクスチャマッピングという。今回のような,都市建築の作成を対象とした場合,建物の外観(…

都市建築VR制作マニュアル1:資料準備。

まず,作成する建物の寸法がわかる資料を準備する。建築の設計図(配置図,平面図,立面図,断面図など)の入手が望ましいが,既に存在する建物の場合,設計図は入手が困難な事も多い。その場合はまず,建築分野の書籍や作品集(新建築,日経アーキテクチャ…

あなたも作れる都市建築VR。

以前ご紹介した,安藤忠雄建築展2009での中之島巨大模型制作,神戸市・景観シミュレーションモデル制作ワークショップ,兵庫県立加古川東高等学校SSH・KAKOGAWAデザインの例を挙げるまでもなく,市民自らが模型やVR(Virtual Reality)で自分たちの都市を作る…